アメリカで離婚してシングルマザーになった私がラッキーだったと思うこと

シングルマザー

皆さんこんにちは。私がアメリカで家族友人のいない時に離婚することになってから数年はまさに地獄にいる気分でした。まるで自分だけが不幸かのように思っていた時期がありましたが、今となるとそれはとんでもない間違いでした。シングルマザーとなって4年。私がすごくラッキーだと気づいたことについて執筆していこうと思います。

 

もしも今、離婚しそう、したばかりなどでどん底にいる方はこの記事は読まないでください。私が一番つらい時にはポジティブに考えるということがとてもハードルが高くて心に負担だったので、ちょっと元気が出た時にまた戻ってきて読んでもらえたらなと思います。

いろんなシングルマザーがいる

 

日本もアメリカも離婚件数は減っているとはいってもアメリカには1570万人のシングルマザー、320万人のシングルファーザーがいます。(2019年)世の中には自分よりかなり大変な状況に置かれているシングルマザーは確実にいます。

 

アメリカのシングルマザーたちの話を聞いているととんでもないケースの人や、ものすごい話をたくさん聞きます。

 

私が離婚裁判中から人生どん底のような気分でいたときは、『私よりひどい状況の人がいるのはわかってる。。でも自分で抱えられるキャパを超えてるからつらいんだ』と思っていました。

 

世の中には、どんな劣悪な状況に置かれても前向きな気持ちを忘れずに乗り越えられ人がいます。

 

私は『今までそれなりに幸せに生きてきたし、こんなに強いストレスを感じたことがない。私は人間としても強くないししょぼいから無理』と自分の当時の限界を超える状況が耐えられずにいたのです。

 

 

シングルマザーになった当時の私の状況はというと、

・子供が1歳の時にアメリカに移住

・子供は娘一人

・ビザは条件付きのグリーンカード

・元夫とは意見が合わず常に衝突

・元夫は子供にはお金をかけたり面倒を見ている

・離婚後、親権は共同親権、私が子供と一緒に住んでいる

・アメリカに私の家族はおらず、友人と呼べる人は一人。子守を頼める人はゼロ

・子供の父の面会は月に150時間。必ず会っている。

・養育費は毎月必ず支払われている

・子供の父の両親はいない。弟妹(子供にとって叔父、叔母)は近くにいる

 

 

当時の私の英語力

それまで英語に触れてきていて、ある程度は話せるが、電話だけでやり取りするのは無理。ネットでも英語のサイトを見るのはストレス。時間もかかる。

 

現在の私の英語力

会話にストレスを感じない。電話のやり取りもOK。状況説明やトラブルの対処も可能。英語サイトもわからない単語は出てくるがスラスラ読んで理解できる。

 

ということで、言葉がストレスになることはないですが、シングルマザーであることの緊張感は今も毎日感じています。

 

私がラッキーなシングルマザーだと思う理由①養育費

前回の記事にも書いたのですが、これは日本よりアメリカの方がシステムがきっちりしていて安心です。法律では養育費は収入の20%(州によって前後する)で、勤めていれば勤務先の給料から天引きして支払うシステムなので収入がある人が養育費を払わずにいることはできません。(最悪法的に処罰されます)

 

 

私の場合は、元夫が法律で決められている以上の額を支払うことに同意したため、天引きで強制的に相手の収入から支払われています。日にちが2~3日ずれる場合がありますが、大体月初に振り込まれています。

 

この養育費は、例えばアーカンソー州では

子供一人…収入の15%か少し多いくらい

子供二人…収入の約26%

 

テキサス州だとネット収入が月9,200ドル以下の場合

子供一人…収入の20%

それ以降子供一人増えるごとに5%ずつアップ。

子供6人以上…最低40%

 

と本当にバラバラで、例えばカリフォルニア州であれば、このサイトから具体的な養育費の計算ができます。

 

基本的な割合は決まっていても、その他の要因が大きく関係してくるようです。例えば、話し合いで合意が得られた場合、子供に障がいがある場合、過去の別の離婚によって他にも養育費を支払っている場合、デイケアの費用などを既に支払っている場合などなど。様々な要因を加味して妥当な養育費の額が決定されます。

 

この養育費の金額は変更も可能で、テキサス州の場合は決定から3年が経過していること、失職したとか法律でパーセンテージの変更があった、などの場合に変更申請をすることができます。

 

私の場合、規定より少し多く払ってもらっているとはいえ、将来もこのまま払ってもらえる保障はありません。元夫の気が変わったら『減額する』申請ができるのです。実際に『減額するぞ』と何回か言われたことがあります。また、元夫が再婚して子供ができた場合にも変更申請ができます。

 

★収入がない場合

もしも養育費を払う人が収入がなければ、払ってもらうことはできません。

これは日本もアメリカも同じですよね。

 

ただ、アメリカの場合、過去の未払い分を支払う義務もあるため、収入が入ってきたらその分が上乗せされたりするというのが日本と違うようです。日本は養育費が収入の10%と少なく強制力も弱いですが、その分母子家庭の手当てや児童手当があるのは良いですね。両親が責任を負う、というよりは国で助けるという体制です。

アメリカは両親が責任を持ちなさい、という体制ですね。

 

ただ、確定申告での還付金が大きかったりします。収入、収めた税金や誰が子供をファイルするかなど状況に応じて変わるので何とも言えませんが、いろんなシングルマザーの話だと5000~9000ドル返ってきたという人もいます。私も数千ドル戻ってきました。

 

 

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私がラッキーなシングルマザーだと思う理由②父が子供の面倒を見る

元夫は私に対してはひどいモラハラをしていましたが、子供のことはとてもよく面倒を見ていました。一時期子供がなついていないどころか姿を見ると逃げ出すときもありましたが、それでも子供にはお金をかけて面倒をみていました。

 

他のシングルマザーの中には父親が子供に愛情がなく、会おうとしない、子供に暴力をふるう、という人もいます。そういった方たちの心労を思えば私は恵まれている方だと感じます。

 

子供が成長してきたら元夫の態度は変わる可能性が高いと思ってますが、少なくとも幼い頃に面倒をみてくれていたのは子供にとって良かったかなと思います。

 

 

特に、目的は私たちが思うようなものではないと思いますが、元夫の場合は子供の学校の行事に積極的に参加したり、学校のボランティアに参加するなどして教育に関わっていたのは子供にとっては良い面が多かったです。

 

 

 

離婚後もお互いに住んでいる場所が近いため、始めは私は『最悪、、、また見に来てるわ。。』とか『あちこち顔出してきてウザい…』と思ってましたが、このおかげで子供は『学校のイベントにママもパパも来てくれてる』(来ない人のが多いので)と逆に優越感を感じるくらいになってくれました。

 

 

学校で家族をテーマにした課題があるときがちょくちょくありますが、そういうときも娘は嫌な思いをすることなく両親の絵を描いたりして持って帰ってきてくれます。

 

 

 

私がラッキーなシングルマザーだと思う理由③面会

これも前回の記事に書いたように、アメリカは日本と比べて子供との面会時間がとても多いです。ただ、これは『子供に会う権利がある』という日。

 

 

基本的に、第一、第三、第五の週末金曜6時から日曜6時までと、毎週木曜の午後6~8時なんですが、もしも父親が『会いたくない』とか『忙しい』とか、面会に積極的じゃなかったら、会う権利があっても子供は会えず、それに対して法的な罰則もありません。

 

 

私たちの場合は、離婚してすぐは私の仕事や相手の仕事でこのスケジュールを話し合いで変更していたのですが、結局口論が絶えず、『離婚判決書にしたがうのが一番良い』という結論になって、このルール通りに面会させてます。

 

本当はこの週末とこの週末変えてよ、ということをしたいのですが、そうすると『お前だって以前に変更したじゃないか』とか『自分だけ好きなようにして…』とかいうことが必ず起きるので、決められたスケジュール通りにしています。

 

 

でも娘は一緒に住んでいない親と定期的に会う機会がたくさんあるのでバランスが取れて良いです。娘はパパとママが大好きと言ってます。

 

子供にモラハラが始まる場合は論外ですが、モラハラ加害者でない普通の親が子供とそれなりに時間を過ごせるのは子供の精神面にとてもプラスになると思います。

 

他のシングルマザーの中には『5歳の子供がパパに会いたいって泣くのに、パパは私のことが大嫌いだから子供にも会ってくれない』とか『父親は兄弟の兄の方は好きだから会いにくるのに、弟の方は嫌いだから会わない』なんていう辛すぎる状況の人もいます。パパと出かけていくお兄ちゃんを窓から眺める弟の写真を見た時、私も胸が張り裂けそうでした。

 

 

やっぱり子供は特に小さいときにはパパもママも必要です。これは私が離婚当初は認めたくなかった事実。

 

とはいえモラハラ加害者の場合は例外ですが…。子供に対してモラハラがないうちはいいとこどりができるこのシステムは上手く回りますが、モラハラが子供に向いた場合にはこれがマイナスになっていくので、ここはモラハラの影響をもっと深刻に考える社会になり、被害者を守るような法律が整備されていくといいなと思います。

 

 

 

私がラッキーなシングルマザーだと思う理由④子供が一人

 

私の知り合いの日本人シングルマザーの中には、子供が2人、子供が4人、という人がいました。子供4人の人はその後再婚していますが、私は子供が一人でもヒーヒー言っているので、本当に尊敬します。

 

ただ、他のアメリカ人シングルマザーの中には、

 

  • 子供が6人いて、自分も子供もインフルエンザにかかった。
  • 子供が4人で養育費はなし、父親は面会もしない
  • 子供が3人で、3人とも障がいがある、父親は協力的でない

 

なんていうケースもあります。

私は子供一人で、養育費も払われてる…なんてラッキーなんだろう、と思います。

 

ただ、、、子供が一人だとデメリットもあるんですね。

 

『遊び相手がいなくて寂しい』こと。

 

娘に『弟がいたらな~』『妹がいたらな~』って言われるたびに申し訳なく思ったりします。

妹的な存在のお友達はいますが『一緒に住んでるのがいいの!』と言うので、やっぱり一人は寂しいよう。

 

ということで、今のところ私が娘のBFFになっています。

大変なのは100も承知だけど、子供が二人いたらよかったなーと思うことはしょっちゅうあるし、近い将来ペットを飼おうかなとも思ってます。

 

 

まとめ

もしかして今シングルマザーになろうとしている、なるかもしれない、と辛い思いをしている人がいるかもしれません。環境が変わるのを受け入れるのは確かにとっても大変です。ただ、世の中には確実に自分より大変な状況に置かれて頑張ってる人がいます。

 

 

シングルマザーが大変なのには変わりはないけれど、そういう人たちがいるという事実を知っているだけでも自分がラッキーだったと思って頑張れる要因になるかもです。

 

私はモラハラ夫と離婚してシングルマザーになったので、シングルマザーになった方がよっぽど幸せでしたが、いろんなケースがあると思います。

 

いつもポジティブではいられないですが一緒に頑張りましょう^^

 

 

 

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