年々下がるアメリカの離婚率と離婚理由まとめ。いちばん離婚する人が多い州は?

国際離婚

アメリカでは年々離婚率と婚姻率が下がっています。そんな中アメリカで離婚した外国人の私アメリ子はマイナーな存在かと思いますが、アウェー感を感じながらもなんとかそれなりに楽しく過ごしています。

アメリカ人はすぐ離婚する、というイメージが強いと思いますが実際現在のアメリカはどうなんでしょうか。

 

この記事は、

  • 今のアメリカの離婚率や婚姻率ってどうなの?
  • 離婚率が高い州ってどこなの?

ということを知りたい方のために執筆していきます。

 

 

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年々下がるアメリカの離婚率と婚姻率

この記事の離婚率や婚姻率の状況は、National Center for Health Statistics(NCHS:国立衛生統計センター)に掲載されているデータやUnited States Census Bureau (USCB:アメリカ合衆国国勢調査局)の記事を参考にしています。

(※2020年6月現在で、上記サイトのデータの最新は2018年のデータです。)

 

 

上記サイトによると、2018年のアメリカの離婚率と婚姻率は以下のようになります。(15歳以上の女性が対象)

 

 

結婚した人の数: 2,132,853人
婚姻率: 1000人中6.5人
離婚した人の数: 782,038人 (45州とワシントンD.C.の統計)
離婚率: 1000人中2.9人 (45州とワシントンD.C.)
ちなみに婚姻率&離婚率の計算方法は
婚姻(or離婚)率 = 年間婚姻(or離婚)届出件数/人口 × 1,000
『アメリカでは結婚したカップルの半数は離婚する』や『日本では3組に1組が離婚する』と言われるのは正確ではありません。

 

50%とか30%などのパーセンテージは、単にその年の離婚数を婚姻数で割って出した数字。

 

 

 

例えば、2018年のアメリカのデータで言えば、

782,038(離婚した人の数)÷2,132,853(結婚した人の数)=0.36666….

となります。(離婚数は全州統計じゃないですが…)

 

 

 

これを見ると、離婚率36.6%で3人に1人は離婚するな、と思えますが、実際に2018年に結婚した人の3組に1組が2018年に離婚したわけじゃないので、3人に1人は離婚する、というわけじゃないとわかります。

 

このアメリカの婚姻率と離婚率は10年前に比べると下がり続けています。

 

USCBのデータによると離婚率は2008年には1000人中10.5人だったのが、2018年には7.7人と3割程減っています。

 

2008年の離婚数を婚姻数で割ってみると、844,000(離婚数)/2,157,000(婚姻数)=0.3912….

なので、39.1%から36.6%になってますが、これも単純にその年に離婚した人の数をその年に離婚した人の数で割っただけなので何組に1人離婚するっていうことを一概に比較することはできないと思います。

 

 

 

でもこの比較データは、婚姻率が1000人中17.9人から16.6人とちょっと下がったのに対して、離婚率は10.5人から7.7人へ減少、ざっくり見ても離婚率は下がっていることがわかります。

 

 

 

厳密に言ったら、その年の離婚率パーセンテージを調べたい場合、2000年に結婚したAさんBさんCさんがいて、Aさんが2002年、Bさんが2005年、Cさんが2010年に離婚した場合、それぞれの離婚年数を調査して2000年に結婚した人のうち何人が離婚したか、なんて人数を割り出さないといけないんですが、それは不可能ですよね(-_-;)。(将来離婚する人もいるので)

 

ちなみに2000年以降の毎年の婚姻数と離婚数はこちらに記載されています。

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日本の離婚率と比較

厚生労働省によると2018年の日本の離婚率は1.68だそうです。

1000人中に1.68人が離婚するということなので、アメリカの2.9人に比べたらやっぱり少ないですね。

ちなみに離婚率が一番高いのはロシア。1000人中4.5人で世界トップです。

 

 

でもこの記事によると明治初期の日本の離婚率は3.38、江戸時代の離婚率は4.8もあったそうなので、もともと日本は離婚大国だったみたいです。(婚姻率と離婚率のグラフも載ってます)

昭和生まれの私にはそんなイメージはないですが、それは離婚することで世間体が悪くなると気にする人が多くて秘密にしてるせいもあるのかな~なんて思ったりします。

 

 

 

私の友達が20代のときに『離婚経験があるんだ…』と、とっても深刻そうに打ち明けてきたことを思い出しました。『そんなの気にすることないよ』とその時心から思ったんですが、こういう姿って少し前まで普通だったんじゃないですかね~…。

 

 

アメリカだと、『シングルマザーなので』ってみんな普通に言います。(もっといえばホームレスです、っていう人もいますし…)私も会話の流れで必要なら普通に言います。別にそこに深い意味があるわけでも同情誘ってるつもりもない、ただの事実です( ;∀;)。

 

今は日本人は離婚率も下がってるけど結婚しなくなってると言われているので、結婚しないなら離婚する人が減るのも自然ですね。

 

 

 

余談ですが、『最も離婚率の高い国ギネス記録』なんていうものがあるらしいです(@_@)。

ギネス記録のサイトを見ると、1位が2002年に1000人中10.8人という離婚率になったモルディブがギネス記録を保持してるんだそうです。私は21歳くらいのときにモルディブに行ったことがあり、あまりのキレイさに感動して帰りたくないよーって思ったのですが、住む人たちは大変そうですね。

 

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アメリカで離婚率が高い州はどこ

アメリカの離婚率!と一言で言ってもアメリカは広いです。私の住むテキサス州だけでも日本の2倍の広さです。

じゃあ、アメリカの州別に分けたら実際どの州が一番離婚率が高いんでしょうか。

 

州によって法律が違うことも離婚率に関係しているかもしれません。

 

アメリカの州の中で一番離婚率が高いのはアーカンソー州です。

 

州別離婚率ランキングトップ10(2018年データ)

 

※1000人の女性のうち離婚した人の数(USCB)

 

  1. Arkansas 13人
  2. South Dakota 12.1人
  3. Oklahoma 10.8人
  4. Kentucky 10.5人
  5. Oregon 10.1人
  6. Indiana 9.9人
  7. Alabama 9.8人
  8. West Virginia 9.8人
  9. Nevada 9.6人
  10. Washington 9.6人

クリントン元大統領の出身地であり、ウォルマートの本社があるアーカンソー州で離婚率がアメリカ全体の離婚率より5.3%も高いのはなぜなんでしょうか。

 

考えられる理由の一つは、アーカンソー州の女性が結婚する平均年齢が25歳と低めなこと。アイダホ州やカンザス州も同じく25歳ですが、他の州は27~30歳と少し高め。ちなみにカリフォルニア州は28.6歳、ニューヨーク州は29.5歳が平均なんだとか。

 

 

離婚率が低い州トップ10
  1. North Dakota 4.7人
  2. Rhode Island 4.9人
  3. New York 5.7人
  4. New Jersey 5.7人
  5. Wisconsin 6.2人
  6. Vermont 6.3人
  7. Pennsylvania 6.5人
  8. New Mexico 6.6人
  9. Illinois 6.6人
  10. Hawaii 、California 6.7人

 

ニューヨーク州やカリフォルニア州など大都市のある州での離婚率が低いようです。

 

この理由は、ニューヨークの場合は離婚後の手当てに関する法律があまりよくないことが理由の一つ、そしてカリフォルニア州は離婚の手続きが長期間になることが理由の一つと言われています。

カリフォルニア州で離婚すると、通常半年、長くて数年かかります。

 

 

例えば、たった72日でクリスと2度目の離婚をファイルしたキム・カーダシアンの場合は、子供がいなかったにも関わらず離婚成立するまで2年もかかっています。

 

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アメリカ人が離婚する理由

離婚する理由は人それぞれですが、日本だと報道される有名人の離婚理由のせいか、浮気なんかが多いようなイメージがあります。

アメリカだとどんな理由があるんでしょうか。

 

 

よく言われるのは

  • 結婚した年齢が若すぎた
  • 教育水準が低い
  • お金がない

などがあるそうですが、いろんな人種がいるアメリカなので、やっぱり文化や価値観、宗教の違いなんかが理由になったりもするようです。

 

 

一般的に多い離婚理由を離婚弁護士や心理学者たちから聞いたというWHの記事からまとめてみました。

 

  1. コミュニケーション不足
  2. 愛情が冷めた
  3. セックスレス
  4. 夫婦としての絆がなくなった
  5. 結婚を早まりすぎた
  6. 〇〇中毒
  7. DV
  8. 浮気
  9. 心理的サポートの欠如
  10. 小さなことが積み重なり我慢できなくなった
  11. 経済的理由
  12. 妥協が嫌になった

 

 

一般的な理由というか、ここにほぼ全てが入っている気もします。

私の場合は元夫からのモラハラを受けながら離婚をファイルされたパターンですが、相手をよーく知る前に結婚したので、理由5の結婚を早まりすぎたに当てはまります。

 

 

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まとめ

アメリカの離婚率はじわじわと下がり続けているようです。アメリカ人の離婚理由が多様化しているのはやっぱり他民族国家であることや州ごとの法律の違いなど、日本にない理由も大きいのではないかと思います。

 

離婚するにしてもする州によっては離婚後のルールが良かったり悪かったりすることもあるので、離婚後の生活が今より良くなると確信できないとなかなか離婚を切り出せないのかもしれません。

経済的な理由は離婚の理由っていうよりも離婚後の生活への影響が大きい気がします。

 

アメリカでは養育費がしっかりもらえるから離婚しやすいという人もいるし、実際そうだと思いますが、現実もらってない人もいるし(相手にお金がない)、500ドルくらいと低い場合もあります。

 

相手が稼がないから離婚、というより、相手が稼ごうと努力しないから(稼いだお金を渡さない)からという行動や性格の面が大きいんじゃないでしょうか。

 

どっちにしても一緒にいて幸せじゃない相手といつまでも同じ空間にいることは苦痛でしかないし、子供にもいい影響を与えないので離婚自体はマイナスばかりじゃないだろうな~と思っています。

 

 

 

 

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