【体験談】モラハラする人はナルシシスト(NPD)の可能性大。ナルシシストって?

ナルシシスト

元夫オリバーのモラハラが始まった時から、私は彼への対処法に長年頭を悩ませてきました。単に付き合いにくい人間なら距離をおけばいい話ですが、それが自分の夫となると話は別。嫌でも付き合わないといけません。

 

もちろん子供がいなければ別れたら縁を切れますが、子供がいる上に相手も子育てに積極的なら関わらざるをえません。

 

始めはオリバーの横柄な態度や発言に対し言いなりのようになっていた私。それは、あまりにも予想外の反応や行動をするので、どうして良いのかわからなかったためです。

 

また、そのうち殴ったりしてくるんじゃないかという恐怖もありました。

 

何年も、いつも『オリバーは絶対に何かしらの精神病を患っている』とは思っていたのですが、それが何なのかはわかりませんでした。

 

でもあることがきっかけで全ての謎が気持ち良いくらいに解けました。

 

 

オリバーがナルシシスト(ナルシスト)だったと判明したこと。

 

日本ではナルシストとして知られてますが英語ではナルシシストです。ナルシシストはNarcissistic Personality Disorder(NPD)の兆候が見られる人で、日本語では自己愛性パーソナリティー障害です。

 

 

もしかして、今これを読んでくれてるあなたがモラハラを受けているなら、相手がナルシシスト(ナルシスト)なのかチェックしてみるとよいかもしれません。もしそうならどう対処すればよいかわかるからです。ナルシストと聞くと、日本ではいつも自分の見た目を気にしている人、というイメージが強いですが、アメリカでは精神的虐待をする厄介で危険な人物として知られています。

 

今回は私のモラハラ元夫がナルシシスト(ナルシスト)だと気づいたきっかけ、そしてナルシシストの特徴をまとめていきたいと思います。

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5年間の謎が解けた瞬間

結婚していた間オリバーがモラハラ男とまでは気づいたものの、どうしていいかわからなかった私。

 

そして今回、このモラハラ地獄のループから脱出するヒントを見つけたのです。

 

それはたまたま見かけた心理カウンセラー、カーター博士の動画がきっかけでした。アメリカテキサス州で40年、6万回以上のカウンセリングをしてきたレス・カーター博士はアンガーマネジメントとナルシシズム、ナルシシストのエキスパートです。数々の書籍を出していて、数多くのワークショップを実施しています。その中で、患者の多くに共通する問題からその解決策を見つけるためにナルシシズムを理解することになり、今はナルシシズムに関する洞察とナルシシスト対処法を教えてくれています。

 

そこで、カーター博士が説明する、ナルシシストの特徴が、気持ち良いくらい全てオリバーの言動に当てはまっていたことで、一瞬にして数年間の謎が解けたのでした。

 

 

 

ほんの数分で、過去のオリバーの言動が全て何故だったのか判明し、雷に打たれたように言葉を失った瞬間でした。

 

 

なぜもっともっと早く気づけなかったんだろう…

 

 

そう思ったんですが、モラハラを受けてから離婚、その後のバタバタで「この人なんなの!」って調べる時間さえもったいなかったことがまず一つ。そしてこのベテラン心理カウンセラーがナルシシストについて解説を始めたのは私が離婚してしばらくたったあと。アメリカでもここ数年で一気にナルシシスト(ナルシスト)の知識が広まっていっているくらい最近の話だったので仕方ないかもしれません。

 

これを発見したときに思ったんですが、ナルシシズムからくるモラハラってもしかして日本だとあまり知られてないんじゃないか…ということ。

 

 

Narcissistic Personality Disorderには自己愛性パーソナリティー障害という日本語名があり、その人格障害は一部では知られていると思いますが、この障害の人たちはアメリカではナルシシストと呼ばれ、ナルシシストは日本ではナルシストです。(ややこしい)

 

でもナルシストって日本では、自分に酔ってるきもい奴、くらいのイメージですよね。この人たちが人格障害で他人の精神を破壊してまで自分の目的を果たそうとする人なんて思ってる人ごくごく僅かなんじゃないか、と。

 

 

 

  1. アメリカではナルシシストによる精神的虐待はモラハラじゃなくNarcissistic abuseと言われ、ナルシシストは他人の人生をめちゃくちゃにする危険な人間のイメージ
  2. 日本ではナルシストは単なる自己愛が強い人でモラハラ加害者と結びついてないかも?

 

 

ナルシストと聞いて危険、と思う人は少ないんじゃないでしょうか。気持ち悪い奴、とか性格悪い奴、とかいうイメージがある一方で、ナルシストと付き合ってみたいという人もいます。でもアメリカで彼氏がナルシシストとわかったと言えば『すぐ逃げなさい』って言われます。付き合ってみたいなんてとんでもない、精神を破壊されます。一方でナルシシストは魅力的な男(女)であることも多いのでモテます。

 

一方、モラハラ(モラルハラスメント)と言う言葉はフランスの精神科医が提唱したものですが、アメリカでモラルハラスメントといっても通じません。アメリカだと精神的虐待は『emotional abuse』と言いますが、Narcissistic abuseの方が認知されていくと思います。

 

 

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◆emotional abuse(モラハラ)をする人の共通点

  • 話し合いしても解決しなくないですか?というよりそもそもまともな話し合いにならなくないですか
  • 相手の気持ちは全く関心がなく、いつも『自分が他人にどう見えるか』を一番に考えてないですか?
  • よく嘘をついたりしませんか?
  • 他人に共感しなくないですか?
  • すぐ他人の責任にしませんか?
  • 自分は他人より優れてると思い込んでないですか?
  • 気に入らないことがあるとすぐキレませんか?
  • 気持ちにムラがないですか?
  • お金に細かかったりケチだったりしませんか?

 

 

これって全てナルシシストの特徴。

 

 

ナルシシスト(自己愛性パーソナリティー障害)は人格障害です。そして治りません。自己愛は誰でも持ってますが、このナルシシストの場合は自己愛性…という言葉が当てられていても実際は自分を愛しておらず、ありのままの自分の姿を嫌っています。

 

 

NPD(自己愛性パーソナリティー障害)という診断は、DSM-5という米国精神医学会が作成した精神障害の診断と統計マニュアル第5版の診断基準をもとに下されます。

 

これによると、以下の中の5つ以上が当てはまればNPDと診断されます。

 

1. 自分は重要人物であるという誇大な感覚を持っている。(自己の能力や才能を大げさに言ったり、ふさわしい成果がないのに優秀であると評価されることを期待する)
2. 無限の成功や権力、才気、美貌、あるいは理想的な愛にめぐまれる自分について空想している。
3. 自分は特別でユニークな存在であり、他の特別な人達、地位の高い人(機関)だけに理解され、またそういった人たちだけと一緒にいるべきだと考えている。
4. 他人からの過剰な賛美を期待している。
5. 特権意識が強い。(理由なく特別待遇や自分の意向に従ってもらうことを期待する)
6. 自分の目的を達成するために他人を利用することをいとわない。
7. 共感の欠如:他人の気持ちや欲求を理解しようとしない。
8. 他人を嫉妬する、または他人から嫉妬されていると思い込む。
9. 態度や行動が尊大で傲慢な傾向が強い。

 

自己診断はできませんが、ナルシシストは人格障害で自分でナルシシストだという自覚がありません。傲慢で自分は間違ってるところはないと思っているナルシシストが自分から医師の診断を受けにいくこともないので、今アメリカの状況を見ていても被害者がこの特徴のいくつかに相手が当てはまっていることや、虐待の特徴から判断しているっていう感じです。

 

 

 

私はオリバーがナルシシスト(ナルシスト)と知ってから被害者たちが一体どんな経験をしたのかをいろいろ調べました。

 

もうまさしく「あるある」エピソードばかり。。。

 

 

ナルシシストには上の特徴があるといってもナルシシスト自体にはいろんなタイプがあります。でもどのタイプも共通して支配欲が強く自分のために人を操って生きることに変わりないので危険です。

 

 

 

もしもモラハラ加害者がナルシシストであることがわかったら、二つに一つしかありません。

 

  • 完全に関係を絶つ
  • 関係を絶てない場合、相手を理解し正しく対応する

 

 

 日本ではナルシスト、またはナルシシストという言葉以前にモラハラが知られ始めたのも割と最近だったりしますよね。私がモラハラについて知ったのは三船美佳さんと高橋ジョージさんの離婚の時。でも、モラハラといっても中身を理解している人って少ないんじゃないでしょうか。

 

実際に私も自分がモラハラに遭っているのに、しばらくはそれがモラハラであることに確信が持てずにいたし、友人にチラリと話しても『???』って反応でした。

 

さらにアメリカに住んでる日本人に話しても、あまりよく知らないようでした。

 

 

きっとモラハラについてよく知ろうと思う人たち自身がモラハラ被害者であることがほとんどだと思うので、経験してない人が知らないのは当然かもしれません。

 

 

とはいえ、モラハラ被害者本人でも、イマイチ理解できてないなんてこともあるんじゃないでしょうか。

 

現にモラハラはモラルハラスメントの略で、精神的虐待のこと。でもモラハラ夫やモラハラ男に身体的暴力を振るわれたという方もいます。

 

これはもうモラハラじゃないですよね?モラハラは精神的DV、身体的暴力もDV。

 

 

でもモラハラ加害者がナルシシスト(ナルシスト)なら、ナルシシストは稀に暴力を振るうことがあります。ナルシシストは悪者になりたくないのでわかりやすい暴力はしませんが、相手が絶対服従している間柄で、暴力をばらさないとなると身体的暴力をします。また、ナルシシストの中でも悪性ナルシシストなら、薬物やアルコールにハマったり暴力をふるうことがあります。

 

 

そしてオリバーは、私が精神的暴力に対してただ我慢していたのである日ついに身体的暴力に発展していきました。

 

その時は私が警察を呼んだこと、離婚調停中だったこともあり、彼には絶対不利になるためそれ以上は悪化しなかったんですが、モラハラ男が暴力してきたことで混乱した私も、ナルシシストだってことがわかると全て理由がわかったのです。

 

 

アメリカで伝えられているナルシシストの特徴には暴力を振るうケースがあること(可能性は低い)があり、心理カウンセラーや被害者の話からもそれは彼らの抱えるアンガーマネジメントの問題のせいであると説明されています。

 

 

もちろんモラハラする人が皆ナルシシストじゃないと思います。Bipolarや他の精神障害である可能性、もしくは併発しているケースだってありますが、でも他の方のモラハラの内容を聞いてみても、ナルシシズムからくる虐待と同じものばかり。

 

 

そして私がカーター博士他専門家の話を聞いて思うのは、日本では『ナルシスト(ナルシシスト)』という言葉はよく知られているのにその恐ろしさは理解されていない、むしろ『キモい』などと言われて笑われたり面白おかしく伝えられている程度です。

 

 

ただ、NPDが自己愛性パーソナリティー障害と訳されているので、オランダ語の”ナルシスト”のイメージみたいに、自分大好きで自己愛が強すぎる奴とだけ思ってしまいがちです。

 

 

アメリカのナルシシストエキスパートたちは口を揃えてナルシシストは自己嫌悪(self hatred)の人と言います。

 

日本で精神科医の方が自己愛性パーソナリティー障害とは自己愛が人一倍強い、と解説されていましたが、実際はその逆。オリバーを見ても自己中だけど心の底では自分に自信がなく自分を嫌ってるように見えていたし、実際にそうだと思います。

 

見た目は自己愛が強そうなのに実は、『自分に自信がなく自分を愛せずにいるし、誰の事も愛することができない』それがナルシシストです。

 

 

自信がないからこそ、他人を蹴落としたりバカにして自分の評価をあげ自信を持とうとしています。常に恐れと怒りの感情に満ちていて、相手に批判されるとその感情が爆発します。

 

 

オリバーがナルシシストとわかってからは対処法がわかったので、もう実践するのみ。今まではオリバーの手のひらで転がされてましたが、もう今後は彼の行動も考えも手に取るようにわかるようになったのです。

精神的に一気に楽になった瞬間でした。

 

 

それにしてもモラルハラスメント、ナルシシスト、ナルシスト、自己愛性パーソナリティー障害…

 

似たような状況でこんなにいろんな言葉があるのでわかりにくい!

 

 

NPDもBPDもその他の精神的暴力も、全てモラハラと言う言葉になっていてごちゃごちゃになってるんじゃないか…。

 

 

そうなると『モラハラ上司への対処法』『モラハラ男への対処法』とすると、ちょっとずれた方向に行っちゃうんじゃないでしょうか。

 

 

心理学者や精神科医などは、それぞれに対してもっと深い知識があるかもしれませんが、アメリカのナルシシストエキスパートでさえ、心理学の授業でも人格障害についてそんなに詳しくは教えてくれない、と話していました。

カウンセラーやセラピストの中にもナルシシストのことを知らない人たちも結構いて、間違ったカウンセリングをしてしまっていることがあるのだそうです。

 

 

 

例えば、ナルシシストは相手の「許す」という行為を普通の人と全く違うように解釈します。

 

 

 

普通は、浮気などを許してもらった場合、「自分のした過ちに対してセカンドチャンスを与えてもらえたことはとてもラッキーなこと。もう二度と相手を裏切らないようにしよう。」と反省して行動を改めようとします。

 

ところが、ナルシシストの場合は逆。「許してもらった」=「許可された」と解釈します。

そのため、同じことを何度も繰り返します。

 

 

それを知らずに、カウンセラーが「悪いことに目を向けるのではなく、許す気持ちを持つこと」なんてアドバイスしてしまった時には、大変なことになります。

 

 

こういうことも考えると、プロでさえちゃんと理解していなかったりするってことは実際の被害者レベルの一般人に理解できていなくても当然。

 

 

 

私はこのモラハラと言う言葉が、どうもしっくりこなくて何年も悩んでましたが、ナルシシストという人格障害の特徴はそれを全て解決してくれました。

 

 

 

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アメリカではモラハラは暴力扱いされる?

 

 

アメリカではこの『モラハラ(emotional abuse)』の内容によっては家庭内暴力として扱われます。

 

 

先日アメリカの弁護士に相談したときにハッキリと言われました。『精神的ないやがらせ、いじめも暴力に当たるわよ。殴られなきゃ暴力じゃないなんてことない』と。例えば生活費を与えない、お金を自由に使わせない、というのは経済的暴力。(そしてこれもナルシシストの特徴)

 

 

もしアメリカにいてモラハラ離婚を考えているなら、モラハラを暴力であると認識している弁護士に相談した方が良いです。私はそういう知識のない弁護士を雇ってしまったため失敗しました。(女性弁護士が良いかもしれません)

 

 

 

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ナルシシストは男女どちらの比率が高い?

これは私は数人の専門家の意見を聞いただけですが、一人は9割が男性、と言い、Wikipediaでも男性の方が多いというデータ結果だったとあり、専門家のラマニ・ドゥルバスラ博士は8対2の割合で男性が圧倒的に多いと断言しています。

 

アメリカのナルシシスト被害者コミュの中でも圧倒的に女性が多いです。

ただ、ナルシシストと診断されるには自分から診断を受けないといけないし、男性はあまりモラハラに対して声をあげないこと、隠れナルシシストもたくさんいると思うので、私は女性もそれなりにいるだろうと思います。

 

日本とアメリカのデータも違うだろうし、これは誰も正解がわからないところなのかもしれませんが、男性が多いというのは私は納得できます。

 

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ナルシシストとわかって

数年間の間、横柄で意地悪、攻撃的なオリバーに相当なストレスを抱えてきました。でも、ナルシスト(ナルシシスト)だろうと確信してから少し気持ちが落ち着きました。

 

なんだかわかってない頃には人にはバイポーラじゃない?と言われましたが、イヤ、なんか違うよ…と思ってたんですよね。

でもエキスパートやカウンセラーたちの分析を聞いて、ついにハッキリ確信できました。というよりもあまりにもオリバーに全て当てはまっているのでこの人ナルシシストの典型だったんだとちょっと失笑したくらいです。

 

 

現在私はナルシシスト対処法を実践してますが、始めて以来、横柄で意地悪なオリバーは完全におとなしくなりました。今まで何を言っても全く逆効果だったのが、嘘のように私に全く噛みついてこなくなったのです。

 

離婚しても共同親権のため、これからもしばらく付き合っていかないといけません。そしてオリバーからの嫌がらせかも?と思う出来事もあったりで、きっと彼は変わることはありません。

 

ただ、私はそんな彼に影響されることなく今後もナルシシストや心理学を徹底的に勉強して実践していきます。子供への影響も最小限にできるようにしたいので。

ここにはそういった実践を伴った最新の情報を共有していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

image…freepik

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