ナルシシストに『あなたナルシシストよ』と言ってはいけない理由

ナルシシスト

私がモラハラ元夫がナルシシストだと気づいたとき、雷に打たれたような衝撃がありました。

『そうか!やっとわかった!』目の前の霧が晴れたような、数年ぶりに興奮した日でした。

もしかすると、私のようにモラハラを受けている人で相手がナルシシストとわかったという人がいたら、こんな気持ちになるかもしれません。

『あの人(ナルシシスト)に伝えよう!』『気づいてくれたら治してくれるかも!』

 

でも、それは良いアイデアじゃありません。

むしろ絶対しない方が良いです。

なぜ言わない方が良いのか…その理由を説明します。

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ついにナルシシストだったとわかった!相手に言いたい!

もしモラハラをする相手がナルシシストだとわかった、でも相手を愛している、と言う場合それを相手に伝えたくなると思います。

または、相手をもう愛してなくてケンカになったときに『あんたって…!』と口走ってしまうパターンもあるかもしれません。

 

ナルシシストっていう人格障害だそうだから、それを本人に伝えて自覚してもらい、治す努力をしてもらおう!

そう思って相手に伝える準備をしている人がいたら、それは絶対にやめた方がいいです。

 

 

『だってどうしても伝えたい、、相手が心配だし、治してあげたい!!家族だし(私を愛してる彼氏だし)大丈夫!』

そう思うならやってみても良いと思います。

 

 

が、時間の無駄です。

 

というよりも、絶対に後悔することになると思います。

 

 

この理由は臨床心理学者のDr.セス・メイヤー氏のこの一言に尽きます。

 

Narcissism means there will be no self-awareness.

ナルシシズムというのは、自己認識ができないということ。

 

ナルシシストは、自分がナルシシストである、ということを認識できないのです。

 

認識できない人にいくらそうだと言っても無駄という結論です。

 

そしてあと二つ、大事なことがあります。

 

  1. ナルシシストは支配欲のかたまり。相手が自分のことをどう思うかまでも自分が決めたいと思っている。
  2. 自分に欠点があることを認めることは絶対にしない。そう言われることに怒りを覚える。

 

 

このブログにも書いているのですが、ナルシシストは普通のコミュニケーションができない人たちです。自分がナルシシストという認識はないどころか、他人より優れていると思い込んでいます。

そうして彼らは、他人を利用し、自分を守ることを生涯繰り返す人生を歩みます。悲しいけれどこれが真実。

 

 

 

健常な精神の人にはなかなか理解できないのですが、この『他人より優れている自分』という妄想上の自己イメージを持つナルシシストは、自分がナルシシストであるという自覚もなければ他人(または家族)から指摘されようが、

 

『あぁ、そうだったのか!今までゴメン!医者行こう!』

 

なんてことは絶対に言いません。

 

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もし伝えたらどうなるのか

もしもナルシシストとわかった瞬間に本人に伝えたらどうなるんでしょうか。

 

こちらはDr.ラマニが動画で面白く実演してくれているのを抜粋するとこうなります。

 

 

あなた『you ! Son of a bi***! You are a narcissist!』

ナルシシスト『Really…. Really? Because I would actually say YOU are the narcissist! 』

 

 

そして、ナルシシストからの怒涛の攻撃が始まります。

ハッキリ言ってこれはホントに全くもって事実なので笑ってしまいました。

 

 

ナルシシストに『あんたは○○よ!』というと、『お前が○○だ!』と言い返されるだけです。

 

 

 

さらに、言い返されるだけならため息ついて終わりですが、そこから、怒ったナルシシストの攻撃が延々と始まります。こっちが『もうわかったわ、ゴメンゴメン』となるまで続くか、相手と散々喧嘩してお互いが疲れ果てるまで続いた結果、何も事態は変わらないという状態になります。

 

 

私は元夫オリバーがナルシシストであることに6年以上たって気づいたので、それを本人に伝えたところで、お前の方がナルシシストだ、と言われることはわかっていたため、無駄なことはしませんでした。

 

 

たぶん、私の経験上、もし相手に『あんた、ナルシシストなのよ!』と言ってしまった場合、その後何年もナルシシストから『お前はあのとき俺にナルシシストだと言ったが、お前は○○したり、○○だったりして、お前のがナルシシストじゃないか』と言われ続けます。

 

 

 

アレ?その話終わったよね?

というくらい執念深く何度も言われるので本当に後悔することになります。

 

 

 

 

 

こちらDr.ラマニの解説です。1分50秒あたりがナルシシストに指摘したときのやり取りです。

Why you SHOULD NEVER call narcissists out

 

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そもそもナルシシストとは

ナルシシストは今まで、他人の話を素直に受け入れてこなかったはずです。

 

ナルシシストは共感しないし、支配欲が強い人です。人の言うことを聞かないどころか、自分のイメージするように自分を扱ってくれないと怒り出します。

そして自分が完璧な人間じゃないということを指摘されるのは死ぬほど嫌いです。

 

 

ナルシシストよ、あんた!と言われて急に『おぉ、そうか( ゚Д゚)』と話を聞くはずがありませんよね…。

 

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指摘された結果起きること

① ものすごい剣幕で怒り、ありとあらゆる方法であなたを精神的に追い詰めにかかる
②全く聞く耳を持たない。何も事態は変わらないどころかむしろ悪化する可能性がある。
Dr.ラマニなどベテランカウンセラーでさえも、相手に面と向かってあなたはナルシシストですよ、とは言わないそうです。相手と関係を築いてから、ナルシシスト的な行動があることをやんわり伝える程度。プロでさえそうなら、ナルシシストから支配下の人間と思われているあなたがナルシシストに直球を投げても、当たらないどころかナルシシストから逆にスピード級を100発くらい投げ返されるだけです。
そして、やっぱり何年もそのことを根に持っては事あるごとにあなたを責める材料の一つにしてくる可能性が高いです。
かなり手強いんです。ナルシシストは…(;・∀・)。
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言っても良いタイミング

 

基本的には言わないのが絶対に良いと思います。

 

でももしも、家族だったり子供が絡んでいたりでどうしても言いたい時が訪れたら、、

 

 

 

DR.ラマニ曰く、

対処法(テクニック)を身につけて、相手からどんな攻撃がこようが精神的に負けない状態になったときに言いましょう

とのこと。

 

 

ナルシシスト被害者はナルシシストにとってサンドバッグです。でも絶対に破れない強力なサンドバッグになっていれば、まあ言っても良いんじゃない?って感じではないかと思います。

 

 

ただ、私はやっぱり、伝えることには意味がないと思います。単なるマイナス感情を引き出すだけで事態はよくなることはありません。被害者の話でも寝てる人に話しかけてるのと同じくらい効果はないそうです。

 

 

 

(追記)その後、ナルシシスト被害者の女性が、「相手にあんたナルシシストよ、と言ったところ暴力が始まった」という話を聞きました。とても危険な段階です。その後暴力がひどくなる可能性があるからです。くれぐれも言わないように気を付けてください。

 

 

 

 

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