鉄板のナルシシスト対処法。めちゃくちゃ効く『グレイロックメソッド』とは(モラハラ対策)

ナルシシスト

ナルシシスト(ナルシスト)に精神的な嫌がらせ(モラハラ)を受けている場合、鉄板の対処法があります。それはグレイロックメソッド。これをすることでナルシシストにダメージを与えるんですが、やり方が間違っていたり、結局相手にコントロールされたりして失敗することがあります。

 

そこで今回はGray Rock Method(グレイロックメソッド)とは何か、間違えやすい対応や、この方法ができない場合何が邪魔しているのか、臨床心理士ドゥルバスラ博士による”ナルシシストの虐めから自分を守るための方法”をご紹介します。

 

 

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最強グレイロックメソッド(Gray Rock Method)

グレイロックメソッドを実行するケース

この方法でナルシシストに対処するケースは、ナルシシストとの縁を切れない場合のみ。基本的にナルシシストからは離れるのが一番です。百害あって一利なし、です。

 

縁を切れない場合とは…

  • ナルシシストが家族の一員
  • ナルシシストと共同親権で子育てをしている
  • ナルシシストが会社の上司で仕事を辞めれない

などという場合です。

 

グレイロックメソッドとは

グレイロックメソッドとは、その名の通り『gray rock(グレーの石)』のようになる方法です。

つまり

ナルシシストにとって『何の反応もなくてつまらない』人間になること

 

 

ナルシシストはケンカが好きで、相手からのポジティブ&ネガティブな感情を燃料にして生きています。

ナルシシストから自分の欠点を責められたり明らかな嘘をつかれたり、責任転嫁されたりなどした経験がある人はナルシシストに感情的に反応してしまったんじゃないでしょうか。

 

それは当然ですよね。でもこれをすると相手の狙い通りなのです。

 

これに対してグレイロックメソッドは

 

  • 全く感情を見せない(あっそ、という素っ気ない反応)
  • コミュニケーションを最小限に抑える
  • 自分の言動を説明したり釈明したりしない
  • 自己防衛しない(私はそんなこと言ってない!などの反応)
  • ケンカしない

 

コミュニケーションを最小限に抑えるというのは『相手が何を言ってきても完全に無視する』というわけではなく、必要なコミュニケーションは取るけど、そこに感情を含まないということです。

 

石になったつもりで、画像のように無表情だが丁寧、簡潔に必要事項を伝えます。

 

 

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間違えやすい対応

このグレイロックメソッドは相手に対して感情的に反応しないというのがポイントです。

でも『それならもうできてます。あの人に散々痛めつけられてもう精神崩壊寸前。ケンカする元気も反応する力ももうないから…』という場合があると思います。(私はこの経験があります)

 

でもこれはグレイロックメソッドではありません。

 

グレイロックメソッドというのは、『精神的に参って』『うつ状態で』『ケンカで疲弊して』相手に感情的に反応しないのではありません。

 

 

自らの意志で『グレイロック』になるのです。

 

そのため、自分を見失わず自分らしく生きていながら、ナルシシストに対してだけはグレイロックになるというテクニックです。

 

 

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何故効果があるのか

ナルシシストの特徴を知ればなぜこのグレイロックメソッドが効果があるのかがわかりますが、ナルシシストにとって相手から受け取るポジティブ/ネガティブの感情はエネルギーになります。

 

例えばよくいる尊大型ナルシシストの場合は、他人からの称賛や憧れを渇望しています。『かっこいい車に乗ってるのね』『あの芸能人と友達なんだ!すごい!』など。

 

脆弱型ナルシシストの場合は、他人からの批判にとても弱く被害者意識が強いため、ケンカになって相手から責められると、自分が被害者になったような気になれるのでそう仕向けます。

 

違うタイプのナルシシストでも、他人からの感情をエネルギーにして自分に役立てています。

 

 

 

ただ、私たちが他人とコミュニケーションを取る時、相手から『こんな賞をいただきました』と聞けば『おめでとうございます!凄いですね』と言うし、『なんで遅刻したんだ、大事なミーティングがあるってわかってたのに!』と言われれば『すみません、でも○○課長からどうしても早急に必要な資料を用意するよう言われて』と弁解するし、これは普通のやり取りですよね。

 

普通ならほめられて恐縮したり、相手が自分の事情を理解してくれたりするわけですが…。

 

 

ナルシシストはこういう通常のコミュニケーションができず、彼ら独自の方法で反応を返してきます。

それが

  • Gaslighting (ガスライティング)だったり
  • Insulting(侮辱)や
  • Intimidation(脅し)

というネガティブで陰湿な方法なのです。

 

 

ガスライティングというのは心理的虐待で、ターゲットの周りの人たちに嘘を吹き込んだり、嘘をつくなどしてターゲットに自分が間違っていたと勘違いさせる手法です。本当は間違っていないのにターゲットは『あれ?自分がおかしかったんだ。私正気じゃなかったのかも…』と思ってしまいます。

 

 

こういうことを日常的にしているナルシシストにとっては、相手からの『無反応』というのは一番欲しくない反応です。

 

そのため、グレイロックメソッドで無感情の返事が返ってくると、ナルシシストにとっては面白くもなければ自分のためにもなりません。

 

 

今まで『凄い素敵な家に住んでるのね~』『そんな豪華なものいつも食べてるの?お金持ちっていいな~』など反応してくれていた人が、全く反応しなくなれば、ナルシシストにとってそんな人はいらなくなります。

また、相手から責められて被害者ぶりたいのに、相手が責めてこない場合もやっぱりそんな人は必要なくなります。

 

 

ナルシシストにとってこの相手から感情を引き出すゲームはなくてはならないものです。それに乗っからなければそれ以降、いつものガスライティングや侮辱、脅しなどは起こりません。

 

 

 

 

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グレイロックメソッドが効かない?

そうか、石になればいいんだ!と思ってその通りにやってみたのに、ナルシシストは逆上してどんどん自分を責めてくる、なんてことが起こるときがあります。

 

そんなときは『グレイロックメソッドは鉄板のはずなのに全然効かないじゃん』

 

と思うかもしれません。

 

 

グレイロックメソッドは効果はあるが即効性がないことがあります。すぐにナルシシストが大人しくなるわけじゃなく、ある程度の時間が必要になる場合、始めはナルシシストはやはり激怒してきます。長年一緒にいる家族の場合がそういった傾向があるそうです。

 

ちなみに私の場合は即効性があったので、相手のタイプや付き合う期間によるのかもしれません。

 

ナルシシストにとっては、相手は缶切りやハサミレベルの「便利なモノ」です。

 

 

もしもその缶切りやハサミが使い物にならなかったら、始めは『なんで切れないんだよ!』『買ったばっかなのに!』とか言ってしばらく怒りますが、その後使えないから捨てます。

 

 

ナルシシストの場合はこれを人間に対してやります。

使えない相手に対して、始めは激怒しますが、結局使えないことがわかれば捨てます。

 

 

そのうち捨ててくれるのに、激怒してる間に『グレイロック効かない…』とやっぱりいつものように反応してしまった場合は、

 

『なんだまだ使えるじゃん』

となって、結局いつものようないじめが始まってしまうことになります。

 

 

 

このナルシシストの怒りは、相手が使えるか確かめるためにいつもよりも強い怒りとなることや、いつもよりひどい状態になることもあるそうです。ありとあらゆる手を使って、時には他の家族のメンバーなど『人』を利用してイジメてきたりします。

でもそうなってももう彼らのサプライになってはいけません。

 

 

 

ナルシシストが怒ってこようが、『使えねーな』と思うまではしばし時間が必要になるということを覚えておいてそこで諦めないことが大事です。

 

 

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グレイロックメソッドができない理由

グレイロックメソッドというテクニックを知ったら実行するだけなんですが、それが始めからできないという人もいるそうです。

 

 

それは例えば以下のパターン。

 

  • ナルシシストに悪いなと思ってしまう
  • ナルシシストが長年一緒にいる家族
  • ナルシシストを愛していて別れたくない
  • ナルシシストが怒るのが怖い

 

 

グレイロックメソッドはナルシシストに対して効果が出るまで時間がかかり、その間にいろんな『障害』が出てくることがあります。

 

例えば、ナルシシストが家族の一員だった場合、グレイロックメソッドを使っていると、それを見た他の家族のメンバーから何か言われたり止められたりする可能性があったり、会社の上司がナルシシストの場合は職場の他の人から邪魔をされる可能性もあります。

 

時には、自分がターゲットになりたくないから、と現在のターゲットのグレイロックを妨害することもあるかもしれません。

 

 

または、ナルシシストと何年も連れ添ってきてモラハラが日常になっていた場合は、いきなりグレイロックメソッドで相手に白けた態度を取るっていうのはやりにくかったり、情が湧いていて可哀そうになってしまうこともあるんじゃないでしょうか。

 

 

でも、そんな障害に負けていつものパターンに戻れば、また精神的苦痛の日々が始まるだけです。

 

このグレイロックメソッドが最終的に効いてナルシシストがあなたを捨ててくれれば、精神的支配から逃れ、自分らしく生きることができます。

 

 

 

 

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疲れたら

自分をいたわることが大事。ストレス発散するなど、自分なりの方法で心を癒すことを忘れずに。

 

…と言っても精神的虐めにあっているときに、そんな心の余裕ないかもしれないですね。私はやっぱり、今は離れられない理由があっても、できるだけ顔を合わせないとかナルシシストと距離を置くのが一番いいと思います。

 

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ナルシシストに勝つことが目的ではない

ナルシシストをやっつけるためにグレイロックメソッドを使うのではありません。

グレイロックメソッドは『自分の心の平和を取り戻す』ためにするもの。

 

ナルシシストに勝つことはできません。ナルシシストは相手がなぜグレイロックメソッドで対応してくるのかよく理解しておらず、また彼らに勝つことにも意味がありません。ナルシシストはあなたがターゲットから外れれば別の人を探すだけです。

 

 

また、一旦離れていったナルシシストがもう一度戻ってくるというパターンもあります。でも一度グレイロックメソッドで強固に対応していた後であれば、再びグレイロックメソッドを使えば、今度は前回よりずっと簡単にナルシシストは引きさがっていきます。

 

 

⇧これは実は私も体験しています。今思えば、ですが別のナルシシストのターゲットになっていた私が彼を突き放して別れたあと、ナルシシストが数か月後に私に連絡をしてきたことがありました。

その時に私は自然とグレイロックメソッドを使っていて、ナルシシストはあっさり引き下がりました。

 

 

この『一度自分の元から逃げたターゲットを再び取り戻そうと誘いだす』ことをhoovering(フーヴァリング)と言います。まさしくこれを私は10年近く前に体験していたのでした。(-_-;)

 

 

これをされたときに勘違いしちゃいけないことは、ナルシシストはあなたを愛してるからヨリを戻したいんじゃないってこと。サプライがいなくちゃ生きて行けず、新たなサプライが見つからないからあなたを取り戻そうとするか、復讐をするために近づくだけです。

 

 

使えなくなった缶切りを『もしかしてまだ使えるかも』みたいにゴミ箱から取り出そうとしているだけなのに答えちゃいけません。

こっちから捨てましょう!

 

 

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グレイロックメソッドのむつかしさ

グレイロックメソッドはナルシシストの関係が長いほど難しくなります。またナルシシストとどんな関係なのかによっても難しくなります。

 

例えば私はナルシシストが別れた夫で、共同親権で子供を育てているパターンですが、ナルシシストが血のつながった家族という人よりはグレイロックメソッドは簡単です。

 

また絶対にグレイメソッドを使う、と意志を強く持っている人、そしてグレイロックメソッドについて具体的に知識がある人、などはナルシシストとの関係に関わらずブレずにこのテクニックを使い続けることができるはずです。

 

 

 

グレイロックメソッドが難しいと感じる一番の理由は

 

自分の自然な感情を押し殺す

ところにあります。

 

 

ナルシシスト以外にそうする必要はありませんが、例えばとても嬉しい昇格があったとき、普通は喜びを共有しようと家族や友人に話しますが、ナルシシストにはそれをすることができません。

 

 

ナルシシストはネガティブな感情だけでなく、ポジティブな感情も『脅威』と感じるため、やっぱりガスライティングや侮辱、脅しなど独自の方法で反応してきます。素直に一緒に喜んでくれないので、伝え損です。

 

それを避けるためにグレイロックメソッドを使うので、嬉しいニュースもナルシシストとは共有できず、それが家族だった場合にはストレスになるんじゃないかなと思います。

 

 

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テクニックを忘れないために

グレイロックメソッドは、ナルシシストとの関係が切れない場合には必須のテクニックです。ナルシシストの心理からもこれが一番、彼らのターゲットから外れる効果的な方法です。

 

 

グレイロックをし忘れてしまうと、ナルシシストに『まだ使える』と思われてしまいます。

 

ナルシシストが自分に興味を失ってくれることが目的なため、それを達成するまでは絶対に忘れず、また達成してからもフーヴァリングしてきたら再びグレイロックで対応する、と確実に実行しなければいけません。

 

 

ナルシシストの対処法はグレイロックメソッドである、ということを覚えておきましょう。ドゥルバスラ博士が勧めているのは、いつでも思い出せるようにポケットに本当のグレーの石を入れて置いたりペンダントにして持っておくなど、これを見たら思い出す、みたいなものを身につけて置くことだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

参照:Dr.Ramani What does it mean to go “gray rock”?

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