プロもお手上げ人格障害者ナルシシストとのリアルな会話はこうなる!話が全く通じてない!

ナルシシスト

人格障害者であるナルシシストと話が通じる時は彼らの欲求通りに物事が進むときだけです。ナルシシストにケンカを売るのは絶対にしちゃいけないことですが、そんなつもりがなくてもケンカに発展することがあるんですよね。

今回、ナルシシストと今でも関わっている私が『まさしくコレ!』!と思ったナルシシストとのリアルなやり取りをロールプレイしているセラピストの方を見つけたので、そちらを紹介します。ものすごくわかりやすいです。

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ナルシシストと話が通じないわけ

ナルシシストとは話が噛み合わないことがよくあります。それは実例で以前に紹介しているのですが、本当に『何言ってんのこの人?』と思うことがとてもたくさんあります。

 

彼らと話が通じないのは、一言で言えば、『自分の思い通りの結果になるように仕向けたい』と彼らが会話を操作しようとしているからです。

 

意味わからないとんちんかんな返答が返って来たり、全く別の話を持ち出したりということが起きるのは彼らが無理やり会話の主導権を握ろうとしていることが原因です。

 

それをまともに相手にしていたら精神的に疲弊するだけなので無視するのが一番ですが、単に無視すると状況を悪化させる場合や無視できない場合があります。

 

そんな時は第三者(弁護士、セラピスト、カウンセラー、医者など)を通して話すのが一番ですが、今回はその第三者、セラピストでさえもお手上げになってしまったというケースです。

 

これはセラピストが悪いんじゃなく、完全に『ナルシシストは治らない』という証明です。実際に、今回登場する方以外のベテラン心理カウンセラーたちもナルシシストは治らないと言っています。境界性パーソナリティー障害(BPD)のように薬があるわけでもないのでカウンセリングを受けるしか今のところ方法はないようですが、それでもそもそもカウンセラーと話が成り立たないというのが実情のようです。

 

妻だけでなく、セラピストに対してまでも会話を操作しようとするのがナルシシスト。本当に恐るべし、です。

 

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浮気したナルシシスト

今回登場するナルシシストの男性は妻に浮気がバレてしまい、セラピーを受けに来たという人です。

 

概要はこちら。

 

相談者ナルシシスト:浮気が妻にバレてしまい、妻に第三者に相談に行くように促された

セラピスト:ソーシャルワーカー・幼少期のトラウマを専門とするセラピスト(インナーチャイルドセラピスト)自身も幼少期のトラウマを経験・克服している。

相談内容:浮気がバレて相談に来たナルシシスト。セラピストは彼の幼少期のトラウマについて聞き出し、そこから問題解決に導こうとするが、ナルシシストはそれを話したがらず、自分が持つ『理想の自己イメージ』をセラピストに植え付けようと必死に会話を操作。思い通りにいかず最後にはイライラを募らせ怒りの矛先をセラピストに向ける。

 

 

実際のやり取りがこちら。

 

Two Therapy Sessions with a Cheating Narcissist (Role Play) Part 1

 

会話の内容(ナ…ナルシシスト セ…セラピスト)

 

【第一回目のセッション】

セ:「お電話でも聞いてますが、不貞行為の件でご相談されたいとのことで…最近奥さんがあなたの浮気を知って相談に行くよう勧められたそうですね。あまりよくない状況かと思いますが、もう少し説明して頂けませんか」

 

ナ:「う~ん、なんていうか、事態があっという間に複雑になってしまったんですよねパトリックさん。ちょっと手に負えない状態で。ただ、前もって知っておいて欲しいんですが、別にsexがしたかったわけじゃないんです。まあsexも一部ありますが、私は彼女を助けようとしてたんです。彼女は上司も最悪で結婚もうまくいってないし、子供たちがいたりでめちゃくちゃで…。まあ、そんなんでこっちも落ちちゃったというか。
あなたも指輪してるようなのでわかってくれるかと思いますが、結婚生活って寂しいじゃないですか。退屈だし。わかってくれますよね。で、確かに私とGは今あんまりうまくいってないんですよ。それで、ここに来るまでにも考えてたんですが、きっとあなたに助けを借りれるんじゃないかと思いまして…ちょっとこんな風に思い始めてて、あなたに聞かなきゃって思ったんですが…私って悪い男ですかね、パトリックさん?っていうのもこれってちょっとしたはずみで私におきちゃったっていうか…で私って悪い奴なんじゃないかって思って。」

「う~ん、それはちょっと簡単には答えられませんが…こんなとき、私は皆さんの子供の頃はどうだったかを振り返ってみるんですね。ちょっと気になってるんですが、あなたのご両親の間に不貞行為があったことはあるのかなと。優秀なセラピストは家で何が起こってたのかを訪ねたり、何歳くらいからそういった気持ちを例えばsexとか食べ物とかで対処してたのかとか聞いたりし…」

 

「というかこれが全てですよ、なにも隠したりしません。あなたにぜーんぶ打ち明けますよ。私の父はよく働きよく遊ぶ人でした。それについては母が可哀そうだなって思ったりしますが、母はとてもネガティブで複雑な人だったんですよね。いつも二人がケンカしてるのを見てました。一日おきにはケンカで家がめちゃくちゃでした。正直言って、パトリックさん、私は父側についてました。父のが議論で勝ってたし母はネガティブになりがちなので。でもまぁこんなことがあったから私は両側の立場から物事が見れる才能が身についたんですよね。あなたもセラピストだからきっとわかるでしょう。私もいろんな角度から物事が見れるので私自身もきっとセラピスト向きだと思いますよ。」

 

「えぇと、参考になりました。きっとお父さんはお母さんをあまり大切にしてなくて、お母さんは共依存してしまっている感じでしょうか。ところで私が気になってるのは、そういった常にケンカが絶えない環境で育った子供たちがあなたが抱えている問題に少し関係してるってことで、両親がお互いを大事にしてない、尊敬していない、敬意を払ったり、一緒にいることを楽しんでいない…、そしてあなたから聞いた話からすると今あなたが抱えている問題はそれがお手本になってしまってるんじゃないかと。家の中で起きていたのは精神的虐待かと…」

 

 

 

「そうですね、どうしようもありません。二人は幸せじゃなかったしそれが行動に表れてたって感じですね。」

 

 

「えっと、そうですね、ただ私が気になってるのはそれが精神的虐待に当たると言うことで…、日常的にケンカが起きている環境で育てられることは精神的虐待というカテゴリーに入るんですが…」

 

 

「正直ちょっと気味悪いんですよね。ていうのもそういう風にあんまり考えたくないし、、、私は両親からいろいろ学びましたし、それに両親は良い人たちだけどちょっと関係が複雑っていうだけで、、ちょっと嫌な気分ですね。うん、昔の事考えるだけでも。」

 

 

「そうですか…じゃあ今日はもう時間なので今回のセッションでどう感じたか考えて頂いて、もし次回のセッションを予約されたいってことなら私もよくこの問題を考えてみます。というのも、この件を解決していくことやこの件について話すことを”嫌な気分”とおっしゃっていましたので、そうなるとこのセラピーセッションはちょっと難しくなってしまいますから…。ただ、それらが今の問題に関係していることはわかったので、どこからこの問題が始まってしまったのかを明らかにすることにシフトしてみようと思います。私がみなさんにして頂いてることは、まずジョン・ブラッドショーのhomecomingという本の始めの4章を読んでいただくことです。とても役に立ちますので。今回の件やこういった環境で育ったことでの影響なんかですね、いろいろと役に立ちます。」

 

 

「わかりました。やっときます。」

 

 

【第二回目のセッション】

 

「お久しぶりです。今週どうでしたか?前回のセッション後、どうお感じになったのかなと気になってましたよ」

 

 

「気分良かったですよ。希望が持てましたし。前回両親のことについて考えて頂いたので、あなたにも感謝してます」

 

 

「えぇっと…、私はそんなに大したことないですが…。ビッグネームが挙がったのでそこから掘り下げて処理していけるってことで気分が良くなられたかもしれませんが、ただ1回のセッションではなかなか修復できませんから…。ブラッドショーの本は手に取って頂きました?」

 

 

「はい、オンラインで購入して2日で届きましたよ。で、それなんですがね、聞いてください、妻にあげたんです。」

 

 

「すいません、どういうことですか?」

 

 

「こういうことです、わかってますよ、あげるべきじゃなかったのは。あなたが何を言うかもわかってますが、あなたに会った翌日妻の電話を調べたら、彼女が母親や友人に私と別れるべきか相談してたことがわかったんですよ。そんなこと信じられます?あれは11時くらいでしたかね、彼女を起こして本をベッドに投げて言ったんです。”たぶんお前は俺よりひどい幼少期を過ごしてるだろう。お前のが俺よりめちゃくちゃじゃないか”ってね。」

 

 

「え~っと、、ちょっと待ってください。ちょっと混乱してるんですが…数週間前に浮気をされたことを考えると彼女は友人に適切に助けを求めただけじゃないかと…」

 

 

「違いますよ!彼女は私たちの問題を世間の人に共有したんですよ!彼女は本当に複雑でネガティブな人間ですよ!で、私はこの人たちと会わなくちゃいけなくなっちゃったんですよ」

 

 

「え~っと、、でも彼女は他に誰に相談すればいいっていうんで…」

 

 

「セラピストでしょう!!!信じてください、まぁあなたは彼女に来てほしくないとは思いますが。だってここで一体何時間彼女が私の悪口を言うのを聞いていなきゃいけないか…」

 

 

「え~少し話を戻しましょうかマークさん。あなたは浮気の件で助けを求めていらっしゃったと思いますが、私が合ってるならあなたは今彼女とちょっと別の段階にいるというこ…」

 

 

「その通り!!わかりますよね?もうこの件は私だけじゃなくなっているんです。」

 

 

 

「えっと…ちょっと知りたいんですが、あなたは奥さんに本を渡したとおっしゃってますが、あなた自身は本を読みました?あなたの両親の件で前回話し合っていた内容について考える必要があるんですが…」

 

 

「いいえ、パトリックさん、ちょっと驚いてますよ、だってこの件に関して私がサポートしてもらえてる気がしないですから。私は彼女の一方的な話だけを聞いたこの人たちと会わなくちゃいけないんですよ!」

 

 

「そうですよね、パートナーが浮気したとなったら厄介なことになりますよね…。

どうしたら私たちはもっと実りある話ができるかなと思ってまして、ちょっと変な質問ですが、もしあなたの父親がこの状況にいたら、どうやって対処すると思いますか?

なぜそんな質問をするかというと、率直に言わせてもらって、あなたは浮気の件を最小限に抑えて奥さんの方に焦点をシフトしていると思うからです。」

 

 

「う~ん、そうですね、パトリックさん、この会話をもっと生産性のあるものにするには、、私は思うんですけど多分あなたが通ってた学校の話でもするのがいいかもしれませんね。ソーシャルワーカーか何だかの人のところに来たのは完全に間違ってましたわ。医者の所へいくべきでしたね。」

 

 

「ちょっとマークさん、今度は私に焦点を向けて私に恥をかかせようとしてますね。お好きなところへ行ってください。」

 

「申し訳ない。私のことを本当に理解してくれる人に会いたかったものですから。
あぁ、ここを出る前に、ちょっとこれは前もって言っておくべきでしたが、私がこのセラピーを受けているということを書いたレターがいるので書いてください。ただ”鬱病です”とかなんとか書いてくれればいいので。」

 

「すみません、レターって何のためにですか?」

 

 

「そんなこと別に大事じゃないんで。担当者の方へ、とかなんとか書いといてくださいよ。」

 

「えーっと、マークさん、これはまだ私たちの2回目のセッションですから、そのレターが何のためのものなのか私も知る必要がありますので」

 

 

「それはこっちの問題ですから。簡単ですよ、私はコーヒーでも飲みに行ってますので。残りのセッションの時間内にレターを書いてくれたらそれをもらって出ていきますよ。あなたも忙しいでしょうからセッションの後にやってもらうのは…」

 

 

「あの、マークさん、セラピーを受けているっていうのは少なくとも1、2ヶ月経ってからのことを言いますから。それに何の目的かわからないのにレターを書くのはこちらもちょっと嫌ですし…」

 

 

「え、パトリックさん、あぁそうですか、わかりました、じゃあ今回のセッションの支払いはしませんので」

 

 

「いいですかマークさん、こちらから終了とさせてもらいます。あまり相性が良くないようですから。他のところに行ってもらって結構ですよ。」

 

 

「わかりました」

 

 

 

これはセラピストが自分だったらたまらないな…という感じですね。自分の要求が通らないならお金を払わない、とは相手の時間を奪っていることを何とも思っていないようです。

次回はこの会話からナルシシストの特徴を分析したものを紹介したいと思います。

 

これはロールプレイですが、コメントからもまさしくこれが私のナルシシストの行動そのもの!という人が何人もいるので、リアルにこんな感じで終わるようです。

 

 

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まとめ

ナルシシストは自分が人格障害者であるとは思っていないケースがほとんどのため、自分からカウンセリングを受けるということがまずありません。

実際にナルシシストとカウンセラーが対話するという場面を見る機会自体が珍しいので、今回のようなリアルなやり取りのロールプレイ動画はナルシシストを学ぶ上でとても貴重な素材じゃないかと思います。

 

今回の相手がナルシシスト専門家ではなく、幼少期のトラウマの専門家だったことは大して関係なく、これがナルシシスト専門家であっても会話を操作することには変わりないそうです。

 

ナルシシストとの会話がこうなるのは大げさじゃなく本当にリアルな話で、私もこういう一方通行の会話を離婚後も含めて7年くらい続けてきました。

 

離婚のときにセラピーに行こうかという話も出ましたが、きっと行ってもこんな感じで終わっていたはずです。

 

 

 

 

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