モラハラ、DV…アメリカ警察官が語るナルシスト(ナルシシスト)の暴力につかまる女性の特徴

ナルシシスト

モラハラ夫や彼氏と別れられずにいたら精神的暴力からついに手を出すようになった…こんな経験がある方はぜひ今回の話を読んでみてください。アメリカの警察官が実体験した、ナルシシスト(ナルシスト)によるDV被害の話です。

被害者にはある特徴があります。

モラハラと言う言葉はアメリカではほとんど使われていません。モラハラをする加害者が人格障害のナルシシストなら、彼らの虐待はNarcissistic abuseです。それは精神的虐待のみに収まる場合が多いですが、身体的暴力に発展する場合もあります。

 

もしも自分が当てはまる、知ってる人が当てはまる…という場合は、このサイクルにはまらないように本当に気を付けて欲しいです。

 

 

 

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アメリカの警察官が見たナルシシストの暴力

21年間警察官を務め、Special Victims Unit(特殊事件捜査班)の秘密捜査官を経験しているスティーブン・ランプリー氏は、過去に非常に多くの家庭内暴力の通報を受けています。

 

ランプリー氏によると、その多くがナルシシストによる暴力なのだそうです。

始めはナルシシストについてよく知らなかったというランプリー氏ですが、あまりにも似たようなケースを経験するうちにナルシシストについて理解を深めることになりました。

 

「家庭内暴力を受けて負傷者している」という通報を受け、医療班とともに駆け付ける。そこには負傷した妻がおり、夫は逮捕。

 

驚くことに、同じ家から再び同じ通報を受けるというケースがよくあったのだそうです。駆け付けると家では一度目の通報時と同じことが起こっているのです。

 

そこで彼は被害者である妻に尋ねます。

 

「なぜ戻ったんですか?…なぜまた同じ状況に戻ってしまっているんですか?」

 

 

その答えは「彼が稼ぎ頭だから…」「彼を愛していて…」「彼はあの時酔っぱらってただけで…」「彼は良い父親だから…」

被害を受けた女性たちはこんなような危険を正当化する言い訳をエンドレスに繰り返すのだそうです。

 

そして加害者である夫は、ナルシシスト。世界は自分を中心に回っていると考える人格障害者です。自分が全てなので他人の感情やニーズは全く考慮しません。

 

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そこにあるトラウマボンディング

この暴力の加害者と被害者の間には「Trauma bonding」が存在していることがあります。

日本語では「トラウマティックボンディング」と呼ばれていますが、英語圏では一般的にtrauma bonding、trauma bond(トラウマボンディング・トラウマボンド)と言われています。

どれも同じ意味ですが、虐待をする加害者と被害者の間にできる歪んだ関係、間違った絆のことです。

 

加害者である夫は妻に「暴力を振るう」がその後に優しくなったり謝ったり、自分にはお前しかいないなどと正反対の態度を取ります。このアメとムチを使うことで被害者は心理的に逃げにくくなってしまうのです。

 

これと似たような状況にストックホルム症候群と呼ばれるものがあります。これは

誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に過度の連帯感や好意的な感情を抱く現象

 

このトラウマボンディングが存在するため、同じ人が同じ被害にあうということが起きてしまいます。

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被害者の特徴(共通すること)

ナルシシストによる暴力を受けている被害者は多くが女性。そしてランプリー氏によれば、彼女たちに共通するのは「私が悪いんです」と自分を責めることです。

 

彼女たちの言い分を一部挙げると

 

「スパゲッティーを作るんじゃなかった。彼はスパゲッティーが嫌いなんです」

「彼はただ疲れてただけなんです」

「彼の父が子供の頃に彼にとても意地悪で…。そんな彼の過去が可哀そうになってしまって…」

「彼は私を傷つけるつもりはなかったんです」

「私にはこれ以上の価値なんてありませんから」

「たぶん彼が正しいんです。私のことなんて誰も相手にしてくれないんです」

 

こんなふうに自分を責める言葉が延々と続きます。

 

 

ここでわかるのは、被害者の女性たちはナルシシストによって完全にガスライティングされてしまっていることです。さらにはナルシシストの「被害者ぶって相手を心理的に操る」手口に完全に捕まってしまっています。

 

ガスライティングはとても危険な精神的虐待です。相当に心理的ダメージがあります。

 

私も散々受けてきました。今は相手がナルシシストとわかったのでガスライティングにははまりませんが、ナルシシストから言われたセリフは今でも心の中に残っています。

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特に危険なケース

ランプリー氏は特に危険なケースを以下のように指摘しています。

 

  • 付き合いが長い
  • 別れたのにヨリを戻した

 

ナルシシストの虐待期間が長ければ長いほど、ガスライティングなどでマインドコントロールされてしまうため、どんどん逃げにくくなってしまいます。自分に自信がなくなってしまい、逃げることすら考えられなくなる場合もあるのではないかと思います。

 

別れてからヨリを戻すパターン、もしくは別れを告げたけど別れてくれないというパターンは非常に危険です。なぜかというと、「まだ自分の支配下にいる」とナルシシストに証明してしまっているからです。

この時点ではナルシシストは被害者の弱点を知っているため、それを使ってくるので逃げることが困難です。

 

別れた後で、ナルシシストがいろんな手を使ってヨリを戻そうとすることがあります。これは「Hoovering(フーヴァリング)」と言います。これに乗ってしまわないよう気をつけてください。

 

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まとめ

ランプリー氏が21年間の警察官の職務中に見てきた様々なケースの中で、多くがナルシシストによる暴力であることに衝撃を受けます。

かなり昔からこういう精神的・肉体的暴力は存在していると思いますが、それがナルシシストによるものだとわかっていなかったのだと思います。

相手がナルシシストだと知らないと本当に毎日は地獄です。自分を責め、笑顔がなくなり、自殺願望が出ます。

でも相手がナルシシストだと知り、彼らはどんな人間なのか知れば、彼らと一緒にいる利点は全くないことを理解できるため、被害をなくす(関係を切る)、または最小限にする(対応策を実行する)ことができます。

 

とにかく私の経験からも、ナルシシストはかなりしつこいです。

いじめのしつこさ、ヨリを戻そうとするしつこさ、ネガティブなしつこさばかりです。

 

精神的暴力やDVにあったらすぐに警察に連絡し、身の安全を確保、必要なら弁護士に相談、そして関係を断ち切る、これしかありません。暴力を振るう人とは1分たりとも一緒にいる価値はありません。

 

 

 

 

reference: Domestic Abuse and the Narcissist by Steven Lampley

 

 

 

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