忙しく何かをしているときにふと見上げると夫が自分を見つめてた…ケンカのとき、モラハラ夫が急に黙ってじーっとこっちを見ている…そんな体験をしたことないですか?
私はあります。
モラハラ体験記にも書いていますが、こうやってモラハラ夫が見つめてくるときは本当に気持ち悪いですよね。
一体何なの?なんで見てんのよ?って思いませんか?
私は実際に聞いたことがあります。
もちろん答えを聞いても全く意味はわかりません。
でも、このモラハラ夫がナルシスト(ナルシシスト)とわかってからはこの理由がわかりました。
そしてこの見つめられているのは危険信号だということも…。
なぜこのモラハラ夫、何も言わずに私をじーっと見てるの?何考えてるの?と思ったことのある方へ、この記事を読んで頂けば解決するのではないかと思います。
※ナルシスト→ナルシシストです。
見つめるナルシスト
初めてのデートのとき、彼が私をじーっと見てくる、気になってる男の人が私を見つめてる…。
こういうとき、相手が自分のことに興味を持ってくれてるんだなとか、もしかして好きなのかも…と思ったりしますよね。
好きな相手から見つめられるときは、相手の男性が自分に興味や好意を持ってくれてる場合が多いと思います。
- 可愛いから
- 髪の毛や肌がキレイ
- 服装が気になる
- ご飯の食べ方をチェック
- 何を考えてるか気になる
- 自分の話を聞いてくれてるかチェック…
いろんな理由があるにしても、ほとんどがその人に何かしらの興味があったり(良い意味じゃないときもあるかもしれませんが)、コミュニケーションが取りたくて見ています。
ナルシストもこんな風に相手に興味深々で見つめることがあります。
相手を落とそうといろんな策を練りながら相手を観察しています。
この目つきは心が伴ってない目つきなんですが、私たちがナルシストに興味があった場合や相手がナルシストと知らなければ気づきません。
その後同棲したり、結婚した後、彼らが見つめてくるときは全く違う理由になります。
そしてそのときの目つきは、出会った時の目つきとは違い、とても恐ろしくて気持ち悪いものになっているのです。
ナルシストの見つめ方が変わる時
同棲したナルシスト、結婚してしまったナルシストはだいたい3か月以内に本性を現します。
この時には、彼らのモラハラが始まっているけれど、確信が持てない時期かもしれません。
ナルシストとの生活が始まれば、もう自由に考えたり行動したりすることはできなくなります。
それはモラハラ夫である彼らのやり方や考え方に沿って行動しなければ彼らの怒りが爆発するからです。
突然、わけもわからないところで怒りだしたり、大したことないことで激怒したり、話しあわなきゃいけないことがあるのに無視するなどします。
この捕まってしまった状態になっているとき、ふとこんなふうに思ったりしませんでしたか?
「なんかじーっと見られてる」
「観察されてる気がする…」
この時、彼らの目は出会った頃の優しかった時の目つきとは違います。
ナルシストが見つめる理由
見つめてくる人がモラハラ夫ではなく、仕事仲間だったり親戚だったりした場合、第三者から見たら「きっと君に憧れてるんだよ」「なんか気になることがあったんじゃない?」
くらいに思われると思います。
でも見つめられた私たちは、そうじゃなくてなんか違うんだよね…と思っています。
とにかく気持ちが悪い、不快…そんな気にさせられるからです。
なぜこんな見方をしてくるのか…
その理由は以下です。
②相手を恐怖に陥れるため
③ゲームに誘い込むため
④フーヴァリングするため
➀相手の行動をじっくり観察して学ぶため
ナルシストは自己愛性人格障害者で共感しないという特徴があります。
欲しいもののためなら人を利用したり裏切ったり、嘘をついたり、浮気したりルール違反したりします。
欠点のない自分という妄想の姿を信じ、自分は特別であると思い込み、格下だと思う他人をコントロールして生きています。
そんなナルシストが私たちを見つめている時は、私たちへの支配力をさらに強めるための材料を見つけようとしているとき。
言ってみれば、ナルシストのサプライの一つとして捕まった私たちのデータを収集し、そこから私たちをジワジワと破壊する方法を練っているわけです。
なぜなら彼らは相手の気持ちを理解する能力がないからです。
②相手を恐怖に陥れるため
モラハラが進んでしまった場合には、この理由でじーっと見つめられる(にらまれる)ことがあります。
この時の目つきは完全に悪魔か魂を乗っ取られたかのような恐ろしい目つきになっています。
これは私たちへの威嚇で、『おれに逆らうとどうなるかわかってるんだろうな』という怒りがこもっています。
この状態の時に、何かしら反論してしまうといつもの怒りが何倍にもなりとても危険です。
負けた気になるかもしれませんが、まずは身を守るためにそっとその場を離れるのが一番です。
③ゲームに誘い込むため
ナルシストにとって、称賛を浴びたり認められたり、相手を精神的にボコボコにやっつけて支配欲を満たしたりなどのゲームは生きていくために欠かせません。
これに巻き込むために、相手を見つめることがあります。
他の女性を誘って浮気するときだったり、同棲相手の場合はケンカに乗らせようとしたりなど、いろんな理由が考えられます。
④フーヴァリングするため
ナルシストが別れた相手によりを戻そうと近づいてくることがあります。これをフーヴァリングと言います。
このときにも彼らはじーっと観察してきたりします。
ストーカーのようになるナルシストもいるためこれもとても気持ち悪く恐怖を感じます。
お前を監視してるからな
支配下に置いている私たちに対して、『おまえを監視しているから下手な行動を起こすなよ、俺の言うとおりに動け』と脅かせることがあります。
おまえを監視している、は実際に私も言われたセリフです。
家にカメラがあってお前の行動を撮っているからな、と言われました。
余談ですが、アメリカでは会話を録音したり、相手が知らないところで相手を録画をしたりすることが合法な州とそうでない州があります。
テキサス州はone-party consent stateと言って、会話の当事者一人が知っていれば相手が知らなくてもプライベートな会話の録音ができたり、動画撮影ができたりします。
ナルシストに「隠しカメラで撮ってるからな」と言われても、それは違法にはならないってことです。
逆に、モラハラを受けているところを相手に内緒で録画や録音するのも違法ではありません。
ちなみにカリフォルニア州だとtwo-party consent stateのため、録音や録画の対象になる人たち全員が許可していないと違法になります。
本当は私たちに嫉妬している
ナルシストは、自分が他人から嫉妬されていると思い込みますが、逆に他人に嫉妬しています。
別れた相手が自分なしで幸せになっていることに嫉妬するため、ストーカー行為をしたりフーヴァリングしたりします。
自分自身が自分を愛することができず、私たちのように心から幸せになることができないので、私たちが幸せになることを妨害します。
常に嫉妬と憎しみの闇の中で生きているわけです。
私を見つめるナルシスト
憎しみや怒りの表情で私を見つめる以外に、私の元夫が私を見つめていたことがありました。
それは離婚前、私の友人から家族で招待された子供の誕生日会に参加したときのことでした。
相手のお宅で初めて会った人たちと楽しそうに話をしていた私を、少し離れたところに一人で立っていた元夫がじーっと観察していたのです。
モラハラ夫から毎日いびられ人に会えなかった中、久しぶりに日本人と話す機会があったことにテンションが上がった私が、モラハラ夫に出会う前の自分に戻った瞬間でした。
一方、元夫は、娘の誕生日会の時に招いた家族たちの中では主導権を握って仕切っていたのに、この誕生日会では男性のほとんどがアメリカ人にも関わらず誰とも喋っていませんでした。
そうして私の行動をじーっと見つめていたのです。
視界の隅に入ってくる大嫌いな元夫。気持ち悪いな…何見てんのよ!きっとあとで何か嫌なことを言ってくるんだろう…と思っていました。
ところが、帰ってから元夫が言ったのは意外な言葉。
珍しく、というより初めてくらいの勢いで言ったポジティブな言葉に驚いたものの、『俺も本当は良い奴』が引っかかって素直には受け止められませんでした…。
この時、彼はきっと私たちのように心から笑うことはできないことに嫉妬していたのではないでしょうか。
まとめ
ナルシストであるモラハラ夫や彼氏がもしもあなたをじーっと見つめていたら、それにはいろんな意味があります。
でも結局は相手に幸せになってほしくない、むしろ相手を惨めな気持ちにさせて俺の支配下に置いておきたいといったとてつもなく邪悪な気持ちであることは間違いありません。
この時に『あんた私のこと観察してるんでしょ。そうやって私の弱点とか探してモラハラしようとしてんの知ってんだから!』と言ってはいけません。
ナルシストは正体を知られるのを何より嫌うので、指摘したことによって自分が身の危険にさらされるからです。
ナルシストはもちろん結婚相手だけじゃなく職場にもいるだろうし、友人の中にもいるだろうしあちこちにいます。
じーっとみられるのは気持ち悪くて仕方ないですが、関わらないのが一番です。
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