モラハラ男との別れはものすごくあっさり、かめちゃくちゃ難しいかどちらかになるというのは別の記事に書いていますが、そのモラハラ男と別れた後に絶対してはいけないことがあります。
これはしてはいけないことなんですが、たぶんほとんどの人がどれかはやってしまっているんじゃないかと思います。
そうして、してしまった結果、最悪なことになる…っていうパターンです。
そうならないためにも、知っておきたい【モラハラ男(夫や彼氏)と別れた後には絶対してはいけないこと7つ】を紹介したいと思います。
モラハラ男と別れる時は…
モラハラ夫や彼氏と別れるときのパターンは、愛し合ってたのが嘘のようにあっさり別れるか、ヨリを戻したり、ケンカしたりでドロドロ状態になり、這いつくばって逃げるかのように別れるか、という別れになります。
大抵はなかなか別れられないというパターンだと思いますが、結果的に別れるという道を選ぶのがベストであることは間違いありません。
別れた…やった、あの暴言から解放された…もうケンカしなくてすむ…と思って翌日から晴れ晴れと過ごせるかと思いきや、油断して次のどれかをしてしまうと、また悪夢が始まったりします。
これは、アッサリ別れようが、ドロドロ状態で逃げ切って別れようが、どっちでもしてしまう可能性があることなので本当に気を付けて頂きたいなぁと思います。(私もいくつか経験しています(=_=))
連絡先をキープ
モラハラ夫や彼氏と「友達になろう」と思ったりしていませんか?
四六時中一緒にいるのはイヤだけど友達くらいならいいかな、と思って連絡先をキープしておきたくなるかもしれませんが、モラハラ男のナルシシストとは友達になれないのでこれは絶対しない方が良いです。
万が一友達になれた、としても、ハッキリ言ってその価値はないはずです。
自分がモラハラ男に捨てられた…という場合は、相手に未練があるはずなので連絡先を見ては思い出し、傷がなかなか癒えないし前に進めません。
捨てられて立ち直れない…という方はぜひこれを読んでみてください。
モラハラ男との思い出のあるものをキープ
モラハラ彼氏にもらったもの、モラハラ夫が残していった家具…などは全部さっさと売るか捨てるかした方が良いです。
モラハラ男は、とてもお金に執着するので(お金そのものではなく権力や支配力のため)価値のあるものは自分が持っていこうとする人もいますが、もしも残していた場合でも処分しないといつまでも思い出してしまいます。
モラハラを受け続けた場合、PTSD(Post Traumatic Stress Disorder :心的外傷後ストレス障害)になってしまうことがあり、ちょっとしたきっかけで過去の暴力を思い出してしまう可能性があります。そういう辛い思い出をよみがえらせないためにも、また未練を断ち切ったりするためにもきっかけになりそうなものは処分しないと危険です。
メールに返信する
連絡先をキープしておくと、忘れた頃に連絡がきます。せっかく立ち直ってきた、というタイミングで「誕生日おめでとう」とか「メリークリスマス!」とか「元気?」とか一言連絡がきたりします。
連絡先を消さないくらいなので、そのメッセージに返信してしまうと思います。そうすると相手から出会った頃しか言わなかったような優しい言葉が返って来たりするので、ついつい「一言くらいなら…」と返してしまうんです。そこからチェーンのように繋がっていきます。
実際に『誕生日おめでとう』に対して「ありがと」とだけ返事したら、新年に「おめでとう!」のメッセージが来て、そこからモラハラ男が気になって仕方なくなってしまった人もいます。
私の場合は、忘れたころに「元気?」と連絡がきて、「元気よ」と返信したら、そこから会いたい、みたいなちょっと長めのメッセージが来たことがありました。
この当時はこのモラハラ彼氏がナルシシストとは知らなかったので、このお決まりの手口がやってくることは全く知らず、まんまとフーバリングにはまりかけました。
(ちなみにフーバリングはナルシシストにとって十分なサプライがある場合は起らなかったりします)
ヨリを戻す
モラハラ夫とは離婚したら戻ることはまずないかもしれませんが、モラハラ彼氏とヨリを戻してしまうパターンは多いのではないかと思います。
モラハラ彼氏は私たちの弱点も知っているし、今まで操ってきているので簡単に呼び戻せたりします。
心理的な操作に長けている相手なので、連絡先を完全に消して相手をブロックし、行方をくらませないかぎりおそらく数回、十数回、とヨリを戻してしまいます。
このヨリを戻すっていうのは、別れた後に絶対に絶対に絶対に絶対に!!しないほうが良いです。
なぜかというと、モラハラが悪化する上にさらに逃げにくくなくなるからです。
相手の様子を探る
モラハラ男をまだ愛しているのに捨てられてしまった、と言う場合、しばらくは立ち直ることができません。
もしかしたら気が変わって連絡してくれるかも…やっぱりおまえじゃなきゃダメだって言って戻ってきてくれるかも…
そんな期待をしながら待つけど、なにも連絡がない。
この時に、「モラハラは辛いし本当に逃げたかったけど、彼を他の人に取られるのはやっぱり悲しい…」と、次の相手に嫉妬心さえ湧くかもしれません。
でも、こうやってモラハラ男がアッサリ別れて次の人を見つけたっていうのはめちゃくちゃラッキーなことです。でなければ、しつこく付きまとわれて魂まで吸い取られます。
ラッキーって言ってしまうと次の女性が気の毒なんですが…。モラハラは相手が変わっても治らないのでモラハラ男とは、傷が深まる前にできるだけ早くサヨウナラして残像も消し去るのが良いです。
モラハラ男の悪口を言う
モラハラの被害を受け続けていると精神的、身体的にいろんな症状が出てしまったりします。長い間、ガスライティングされ続けているはずなので、他人も信用できないし自分の決断も信用できません。
モラハラ男と出会う前は本当に楽しい人生だったし、明るい自分だったのに…
そう悲しくなると同時に、自分の長所や人生そのものを全部ぶち壊したモラハラ男に怒りが湧くんじゃないでしょうか。
そりゃあ腹が立つし許せないのは当たり前です。
特に、自分が何か悪いことをしたならともかく、「なんの罰で私がこんな目に…!?」と泣きたくなりますよね。
ムカつくモラハラ男の悪口を言い続けたくなる気持ちはよくわかります。
虐待者をネガティブに思うことがあってもいいと思います。
ただ、彼らを恨み続けるのはしない方が良いです。
相手の悪口を言って、相手のせいにして悪者にする…これこそモラハラ男ナルシシストの人格。彼らみたいな自分になるのが私たちの望むことじゃないはずです。
彼らを呪い続けるより、自分をいたわって好きなことをしたり、今まで束縛されてたなら友達に会いに行ったりして、モラハラ男の存在を最小限にするように心がける方が穏やかに過ごせます。
元の自分に戻ってない(傷が癒えてない)のに次の相手を見つける
モラハラ男と一緒にいると自分を見失います。自分と言う人間をモラハラ男に奪われてしまうんです。
特にモラハラ夫と何年、何十年も一緒にいた、という場合は「私が誰なのかもはやわからない…」という方もいます。
とはいえ、1年だったから大したことない、なんてことはなくて、私が6ヶ月しか付き合わなかったモラハラ男の場合でも強烈に精神を病んだし、この人に泣きすがられたことや怒りをぶつけられたことなど今でも強烈に覚えています。
彼らの精神的虐待はかなり悪質なので、その傷が癒えていないのに次の彼氏をみつけよう!そしたら忘れるかも…と考えて次の恋愛にいこうとすると、またモラハラ男に出会ってしまうことがあります。
そうならないように、モラハラ男と別れたら、ヒーリングで自分を癒して回復してから素敵な相手を見つけるっていうのが良いと思います。
ナルシシストエキスパートによれば、別れてから1年間は一人でいるのが良いとのことです。私自身がナルシシストと別れすぐに次の相手と付き合いはじめ、これがモラハラ元夫だったのでこの「1年間シングルが良い」は激しく賛成しています。
コメント