【ギャビー・ペティート事件】なぜ警察はモラハラDV男ブライアンに騙されたのかを映像から分析。

ナルシシスト

今、全米で注目されているカップルの殺人事件、ギャビー・ペティートとブライアン・ランドリーの件で、今回は警察が公開しているボディカメラの映像からブライアンに完全に騙されてしまった警察官たち(というか本当の姿に気付けていない)について、どうしてだまされてしまったのか、を分析してみたいなと思います。

 

モラハラ男はこんな風にして回りをうまくだまします。警察でさえだませる人たちなんです。

ある意味俳優のように、状況に応じて簡単にコロコロと姿を変えるんですね。

 

これがナルシスト。彼らは自己のアイデンティティがないため、自分にとって良い結果になることだけを考え、相手の出方や状況次第で反応&対応する人たちです。

 

警察はかなり頑張っているようにも見えますが、、、ドメスティックバイオレンスをたくさん見ているはずの警察官でも、虐待者の化けの皮をはがすことはできない。。。

この映像から、警察官はこういったDV、モラハラに対する心理的なトレーニングも必要なんじゃないかって声も出てます。

 

正直、DV専門家や被害者だったら、一番最初に映像に映る異常なくらい泣きはらして取り乱したギャビーと、あまりにも冷静なブライアンを見ただけでどっちがどっちかわかると思います。

 

 

ということで、今回は警察が公開している2つの映像から、どうして警察はブライアンにだまされたのか、ということをいくつかの状況をピックアップして分析したいと思います。

 

※私は臨床心理士じゃないですが、このブライアンの姿は元夫と相当にリンクしていて私自身がよく似た状況を経験しているのでそれを元にした分析です。60minutes australiaの動画ではDV専門家が本当の虐待者はブライアンであること、責任転嫁などの話もしてます。

 

 

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世界で注目されてる事件

この事件は全米で話題、どころか、60 Minutes Australiaで「アメリカの悲劇」として取り上げられていて世界が注目している事件です。日本でも取り上げられてますね。

何が起きたのかは、前回タイムライン にしてまとめているので、下記を参考にしてみてください。

 

 

私が気になって仕方がなかったのはこれが「カップルの殺人事件」っていうだけじゃなくて「勘違いのせいで見逃してしまった」防げたかもしれない事件だと思うからです。

 

特にこんな勘違いをしてしまうと、今後もナルシストによる悲劇が起きかねない、、、と思える事件です。

 

 

今回はブライアンと警察のやり取りだけに注目して、まずは警察のボディカメラの映像①から分析したいと思います。ちなみにブライアンは脆弱型ナルシストの特徴を見せています。

 

 

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なぜ警察はブライアンの本性を見抜けなかったのか

ボディカメラの映像①

Gabby Petito case: Full Utah bodycam video

 

1分41秒  ブライアンの表情

ブライアンは「とても良い人」そうな表情をしています。たぶんブライアンは警察などの権力のある人には特に弱いです。少し前まで悪魔の顔をしてたはずですが、警察が来たので急にかわいい子犬のような穏やかな表情に変わっています。この顔は「良い人に見られたいときの作った顔」です。この顔の変化は元夫も全く同じです。(ここではブライアンの悪魔の顔を見てないですがモラハラ男の瞬時に変わる表情がこれそのものなのと、協力しますよ~って感じで乗り出してる様子から伝わってきます)

 

この人はもともと垂れ目なので、それも彼の印象を優しく見せるのに役立ってしまってると思います。(私の1人目のモラハラ男も垂れ目でした)

 

 

1分48秒  彼女が変なこと言わないか心配

ブライアンが心配そうにギャビーを見ています。

 

これは彼女が心配なんじゃなくて、「こいつ俺に不利なこととか言い出さないだろうな」っていう心配な目線だと思いますこの時、彼女に敵意をむき出しにしないところもモラハラ男(特に脆弱型ナルシスト)が化けるのが上手なところだと思います。

普通は直前までケンカしてたらどっちも興奮してるのでお互いに対して厳しい目線、それか相手を見ない、などになるはず。でもここで「僕はいい人なんですよ、この子に対して悪い事なんかしてません」って顔ができるのがモラハラ男。

 

 

1分58秒  すぐ謝る

ケンカしちゃって、と説明したブライアンがすかさず「そこのハンプにぶつかっちゃってごめんなさい」と謝ってます。ナルシストは被害者には謝らないですがこういう警察や弁護士や他の人たちなどいい人に見られるべき場所ではものすごく簡単に謝ります。聞かれてもないのに速攻謝ってますね。ちなみに2分10秒のとこでもまた謝ってます。

これは予想なんですが、不利な立場になったら即時にひたすら謝って逃れてきたのかも、ですね~。ナルシストが謝るときは謝れば有利になる場合だけ。

 

 

5分8秒~  子供の言い訳に似た話し方

何があったか聞かれて話し出すときの喋り出しの態度、これはたぶんギャビーと一緒にいるときの態度と全然違うはずですね。子供みたいに委縮してます。23歳ですが(頭頂部のせいか37歳とかいう情報もありますが、警察のメモにもバッチリ誕生日がうつってます)。始めから「僕はいつもこうするんですけど…」といって、「(ケンカしたら?)車に鍵かけて彼女と離れて気持ちを落ち着かせてるんですけど…」と警察官に対して印象操作してる感じがします。オレは暴力的なやつじゃないって言いたいんでしょうか。

 

この時、彼は「彼女が~」ばっか言ってるんですよね。彼女が○○だったから僕はこう反応した、みたいな言い方ですね。

 

顔のスクラッチ傷はどうしたか聞かれ、彼女に引っかかれたって言ってます。一方ギャビーも彼氏から顔掴まれて爪立てられたってこと言ってるので、もしかしたら本当のシナリオはギャビーのバンなのにブライアンがキーを持ってって彼女を締め出そう(それか置き去りにしよう)とし、ギャビーがキーを取り返したかで口論になったときカッとしたブライアンがギャビーの顔をひっつかみ、ギャビーが逃れようとしてやり返した、じゃないかなって気がします。

 

 

ブライアンの言い分

ハンプにぶつかったこと→彼女がハンドルを動かしたから(たぶん警察来たのにブライアンがスピードアップしたからギャビーが「止まって!」とハンドル切ったんだと思う。都合の良いとこしか言ってないはず。)

 

スピード違反→警察のフラッシュライトや彼女がハンドル取ったことで動揺して(彼女とのケンカで)、、スピード違反してたのごめんなさい!ごめんなさい。(また謝る)

 

ブライアンは「僕は状況を落ち着かせようと努力したんだ」ってことをいろんな言い方でアピールしてます。

 

だけど彼女が、、、ってことが言いたいんでしょうね。

 

とりあえず自分はケンカを鎮めようとしていた穏やかな男、彼女はハンドルを握って車を止めろと言ったり、顔をひっかいてきたりして危険な女、そして違反はごめんなさい!!ってことですね。

 

ブライアンの言い分をまとめると「僕は被害者、悪いのは彼女、違反は彼女のせいで動揺したせいです、ごめんなさい(必要以上に謝りたおすことで逃げる)」って感じで、脆弱型ナルシストならこういいそうだな、のテンプレートみたいな感じですね。イラっとします。

真実は全く違うはずです。

 

 

 

6分55秒~ やたら協力的

ここからボディチェックのとき、オーバーなくらい協力します。この態度もギャビーに対する態度とは全然違うはずです。必要以上に協力的な態度を見せることで印象をよくしたいんでしょうね。元夫も全く同じ行動取ってました。

 

 

12分30秒  かしこまる

他の警察官と話していたブライアンが、「この警官が君たちのケースを担当すると思うから」とボディカメラの警官を指さすと、急にそっちに体を向けて、手を体の前に揃えてます。良い態度を見せるべき人が誰かわかったのでその人への印象をよくするためじゃないでしょうか。

これ見たら確かに誠実な感じがするかもしれないです。

 

 

 

12分40秒~  やっぱり彼女のせい

状況説明してと言われて、説明するブライアン。内容は、ハエが多くって彼女がイライラしたりブライアンが泥で足が汚れたことがあったり~ってことをもごもご話してます。結局、いろんなことに彼女がイライラしてケンカになったんですよ~ってことが言いたいんだと思います。

このとき、「水いる?」って聞かれて「大丈夫です。今から水を買いに行こうと思ってたんで…」と答え、でも水確保できてないし暑いから欲しいはずなのに「大丈夫です、大丈夫です」って断ってるのも気になります。

 

 

14分38秒~  電話を持ってない

カップルによくある小さなケンカが重なった、、僕は怒ってないけど彼女が…をモゴモゴ説明し、その後、彼女はキーをもってっちゃうし、電話も持ってて、でも僕は電話がなくって一人残されたから…

とかモゴモゴ言ってますが、のちにこの人はギャビーのクレジットカードから勝手にお金を引き出してることや仕事をしてないんじゃないかと言われているので、たぶんバンを買う金もないし電話も買えない(か、あっても利用制限付きプランとか)からギャビーに全部頼ってたんじゃないかと思います。

自分のものはないくせに、何もかもギャビーに頼り、そのうえで偉そうなこと言って彼女をコントロールしてたとしたら…。。。

仕事になかなか就かない、言い訳ばかり、人に金を払わせる、貧乏、、、なども脆弱型ナルシストの特徴なんですよね~。

ちなみにこの「僕は電話を持ってない」ってハッキリ言ってますが、このあと実は持ってることがバレて言い訳します。

 

 

私もこのモラハラ男に勝手にクレジットカードから現金を盗まれました。↓

 

 

 

15分53秒  クールな男を演じる

彼女に暴力をふるわれてケガした男を演じるブライアン。警察が右腕を見せてと言ってちょっとしたケガを見てブライアンの話に説得されてきたようで、ギャビーが加害者的な流れになってきました。この時ブライアンは「僕は大丈夫ですよ」とクールに言い、「ギャビーの事愛してますし」と言ってます。「ギャビーが僕の悪口をあんまり言ってないといいけど」「彼女をなだめようとしてただけで、みんなに注目されることになっちゃって…」と控えめに言う言い方は元夫にそーっくりです。

 

これは彼が「オレはクールで穏やかな男、でも彼女はヒステリックな女、わかるでしょ、女ってすぐ感情的になってヒステリーになるから」っていうのをいろんな言い方や態度でアピールしてるんだと思います。

 

彼らはいつもこうやって生きてるので、慣れてるんですよね責任転嫁や嘘が。何を言うべきで何を言わないべきかってのも完全に計算してるはずです。

 

 

他にも、もしかすると違反の罰金を払うのが嫌(ギャビーに払わせるだろうけど)、ギャビーに逃げられるのが困る、警察とは関わりたくない(自分がDV男だから)なんて理由もあるのかも。

 

 

20分~  自分が有利とわかったら余裕を見せる

 

 

自分が有利になっていることを知ったブライアンは始めの態度とまったく違う態度でリラックスして笑いながら警官と話しています。被害者になりきった演技によって警官が騙されたことに確信を持った感じですね。

普通の人はあれだけ目をはらして泣いてるフィアンセのことをもっと心配するはずなのでこんなふうに笑顔で雑談できるはずがないです。さっきまで直立不動だったのに、もう車に寄りかかって足もまげてリラックスしてます。

 

 

 

25分22秒~  勝利の笑顔

 

ここは始めて見た時私の全身に悪寒が走った一番嫌いな箇所です。

 

完全にDV加害者を被害者と勘違いした警察が、彼に加害者は彼女であなたが被害者、と伝えています。

これは、ブライアンからの仕打ちを恐れて本当のことを言えなかったギャビーがとにかくトラブルから逃れるために自分が泥をかぶってしまったこと、それを警官も信じたことから出た結果です。

 

あなたが被害者、と言われたこの瞬間に笑顔になったんですね、ブライアンが。

 

普通は愛する彼女がDV加害者扱いされたら複雑な顔しませんか…?何へらへらしてんの?

思わず本音が出た顔。本性が出た顔です。ここで私はゾゾゾ―っとしました。

 

これ、元夫もこんな態度を見せたことがあります。本当にそっくり。

 

ここからブライアンの「被害者演技」が加速します。もう自分が勝利したのはわかったので、あとはできるだけ被害者だけど加害者を助けます、みたいな態度を取ってさっさと警察から離れたら良いだけ。

起訴するかどうか、今後の手続きやらなんやら話してますが、これはブライアンもギャビーもしたくないと伝えてます。でも二人の理由は全然違うはずです。愛してるから、ってブライアンは言ってますがこれはもちろん嘘ですね…。

 

 

こうやって加害者を被害者にした人が警察官である場合、めちゃくちゃ危険な状況になります。

 

 

DV男はこれを利用してさらにモラハラやDVをするからです。おまえは警察からDV加害者として扱われたわけだから言う事聞かなきゃ起訴してやるとか、実際しないだろうけどそうやって脅すことができるからです。

 

この時ギャビーはブライアンをかばっているので、後になってその後悔と自分が不利な立場に立たされた危機感、警察など本来は助けてくれるはずの人から加害者扱いされた絶望感、などに襲われると思います。ただでさえブライアンのせいで不安障害になってしまっているのに、そこに加えてこの仕打ちです。

私も似たような体験してるので、このときのギャビーの気持ちは本当によくわかります。

 

 

この時の顔を見ながら私は悔しくて泣いてました。

「なんでもっとねばって彼女から本音を聞きださないのよ!!」って怒りながら涙が出ました。

この薄っぺらい調査のせいで恐ろしい事件を未然に防ぐことができなくなったどころかDV男をさらに凶暴にさせたのです。警察が気づかないから…、、、悔しくてたまらないです。

 

こっからのやり取りはもう吐き気がするくらいです。同性だから味方したくなっちゃうの?って思いたくなるほどブライアンの言う事そのまま信じていてイヤになりますね。

 

別の映像だと、警官が何度も「男だから、女だからってひいきしたりしちゃダメなんだよ」とか言ってましたが、ホントにDVケースをたくさん見てきてるのか?ってくらい心理が読めてません。もしかしてこっちなのかも?ってのも想定してみるとかなんでしないんだろう。

 

 

33分~  ナーバスになるブライアン

警察が、二人は一晩接触禁止で別々の場所に泊まることになるため、ホテルとってあげるから君をホテルに送るよ、彼女はバンに乗っていかせる、って話をしてます。この時ブライアンがそわそわしてます。

ホテルを取ってあげる、に対して「野宿しますからいいです」とブライアンが言ったことで、警官は余計にブライアンは謙虚でいいヤツってイメージを持ったかもしれません。

 

 

35分14秒  自分のキーだと言う。

このバンはギャビーの車です。でも、ホテルに宿泊になったブライアンは「僕のキーとカバンを取りに行ってもいいでしょうか?」と聞いてます。

おまえのキーじゃないだろ!!

って感じですね。

たぶんお前のものはオレのもの、ってジャイアンになってるはずなので、ギャビーのものは自分のものなんでしょうね。「僕のカギ」と断言したことで、警官はもしかするとこのバンはブライアンのものだと勘違いしたかもしれません。

 

ちなみに別の箇所でも「僕の車」とか言ってます。

 

 

42分42秒  ブライアンの手が震えている

警察がDVの証拠写真を撮っている箇所ですが、ブライアンの手の甲の傷(本人はワイヤーで傷ついたと言ってるやつ)を撮っている最中、ブライアンの手がブルブル震えてます。

 

これは私の予想ですが、物事がおおごとになってしまってること、ギャビーと連絡が取れない上にバンはギャビーが乗っていくことになったのでそのまま逃げられたりしないか不安(いつもは自分がギャビーを置き去りにしようと脅してた立場)、自分は金もないし電話もないからもしそうなったら困る、これまではギャビーをコントロールできてたのにバンを取られたことで状況が不利になった、ギャビーがどう出るかわからない、などなどからこの後のことを心配してるんじゃないかなって気がします。

この人たちっていつもは「オレは強い」みたいに威張ってますが、本当は気が小さいヤツなんですよね。

 

 

 

1時間1分46秒  携帯持ってた!ここでも言い訳

 

ブライアンは僕は電話を持ってないから…と言ってたのに持ってました。ギャビーが「電話の充電器を持ってって」と警官に伝えてもらうよう頼んだので警官がブライアンに伝えると、すかさず「あぁ、この人(隣にいる警官)が僕が(携帯)探しまくって車を3周してるの見てました」って答えました。

 

電話持ってなかったんじゃないの?

 

出ましたね、適当な嘘が。電話持ってないし鍵も取られて僕困っちゃって、、、って被害者を演じてたのに実は携帯持ってたのがバレちゃったわけです。たぶん携帯ないって言ったときは、のちにギャビーと別行動しなきゃいけなくなることを想定してなかったけど、実際そうなっちゃったので、警察に連絡手段を聞かれたんだと思います。

 

そのとき、実は無くなっちゃって…とか言って探すフリして見つけたんだろうと思います。(もしかすると自分か言い出したのかもですが)

 

ギャビーが充電器持ってってと伝えてくださいってサラッと言ってる様子から、携帯はそもそもなくなってもいないんじゃないかなって思います。なくなってたらギャビーも知ってるはずだしそんな風に言わないですもんね。

 

それから、警官にあやしまれないように「探し回ってようやく見つけたんですよ、この人も見てたので証拠があります」ってことをアピールしてるんじゃないでしょうか。ホントこういうせこい感じも元夫にそっくりです。

 

 

1時間8分~  警察の勘違い

すごく残念だなと思ったところですが、警察はギャビーのメンタルが落ちてるのは虐待によるものだと全く気付いてません。隣にいるブライアンにまるで先輩かのように妻をどうケアしてあげてるか教えてます。

朝にケンカしたくらいであんなに何日も泣き続けて泣き疲れたような顔になりませんよね。

このギャビーの顔は、虐待を受け続けて心底疲れ切ってる(toxic relationshipですね、、)顔です。1回の大ゲンカで泣いたって顔じゃないですね。。肩も落ちてるし、可愛い顔が別人のようになってます。どうして気づいてあげられないんだろう。。。。。

 

モラハラを受け続けると右の顔が通常の顔になります。

 

この警官の妻が不安障害があるってことで、ギャビーが「私は不安障害やOCD(強迫性障害)があって…」って言ったときに残念なことにギャビーは自分の妻とまったく同じ状況にいると勘違いしちゃったんだろうと思います。

だから、「そうか、それなら僕の妻と同じように接すればいいんだ」ってもうわかった気になってしまったんじゃないかなって感じがするんですよね。どうして不安障害やOCDがあるのかを聞いてあげてたらもう少し変わったかもしれません。もっと掘り下げてほしかったな。

 

特にOCDの症状はナルシストの虐待にあっていると起きることがあると臨床心理士のラマニ・ドゥルバスラ博士は言っています。

実際、ギャビーは「OCDで…」と警官に言ってますが、ギャビーの母は「OCDと正式に診断されたことはない」と言ってるので、たぶんブライアンの虐待によってOCDの症状が出るようになり、自分でそう診断してるんじゃないかなと思います。

 

 

ところでこの警官とブライアンの会話は、男同士だからわかるよみたいな完全に打ち解けた感じで本当に不快。

 

この警官は数日後にギャビーを殺す相手と話をしてるんですよね。たぶんこの時は問題解決してやれやれくらいにしか思ってないと思いますが、この時ギャビーがどれだけ不安で怖い思いしているかなんて気づいてないだろうと思うと、悔しいし心が痛みます。

 

結局恐ろしい虐待者が笑顔でホテルに到着し、心底疲れ切った被害者は自分でバンを運転して宿泊先も探さなくてはいけないことになったという最悪な結末でした。

 

 

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警察はなぜ騙されたのか。まとめ

警察が騙された理由は、

 

①DV被害者の心理状態がどうなっているのか知識がない

②(たぶん)脆弱型ナルシストの得意の被害者演技を演技と見抜けなかった(別のシナリオを想定しなかった)垂れ目の顔で悪いヤツに見えなかった可能性もあるかも

③表面的な証拠だけ拾ってストーリーを組み立て結論付けてしまった(ブライアンの顔の傷)

④男同士だから

⑤不安障害と聞いてもうそこでわかった気になってしまった(不安障害だからヒステリックになって暴力に発展したという誤解)

 

 

結局やっぱり知識が浅いってことなんだと思います。とはいえDV被害者の心理なんて心理学学んでるか被害者本人じゃなきゃわからない難しい分野だから仕方がないのかもしれないけれど、DVのケースを扱う職業なんだから学んでおくべきなんじゃないでしょうか。

知識がないことで今回みたいに殺人に繋がることがあると思うと本当にこんな風に処理されたら危険すぎるなって思います。しかも、この警察の対処法はギャビーを守るどころか苦しめちゃったはず。。。

 

 

次回は別の警官のボディカメラ映像を含めて、ギャビーの心理状態を分析してみたいなと思います。

ここで、ギャビーは身体的虐待を認めているのに、それがスルーされてしまっています。

 

 

 

 

 

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